チャンス(BD) | アレレの映画メモランダム/休日は映画の気分

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ジャンルや新旧問わずに週末に映画館に通っています。映画の感想から、映画がらみで小説やコミックなんかのことも書ければ。個人の備忘録的なブログです。


チャンス(BD)


1979年作品/アメリカ/124分

監督 ハル・アシュビー

出演 ピーター・セラーズ


2024年3月9日(土)の午後、自宅で観賞しました。


ワシントン郊外。主人が亡くなり、行き場のなくなった中年の庭師チャンスは町をさまようことに。彼は屋敷の外を知らず、草花をいじり続け、テレビだけを楽しみに生きてきた男だった。やがてチャンスは政治をも左右する財界の大物ベンジャミンと知り合う。無垢な心を持つチャンスはベンジャミンや彼の妻といった人々を次々と虜にしていくが(以上、映画.comからの抜粋)、という物語です。




《短い感想です》


本作は、イギリスのコメディアンで「ピンク・パンサー」が当たり役だったピーター・セラーズの風刺喜劇。世間やモノを知らない無垢なチャンシー・ガーディナーの庭師としての発言が、誤解の中で人々の心を捉え、知らないうちに大統領候補にまで。当時、失業率が高く、治安も悪かった米国の方々の心を安堵させるような優しいお伽話。ラスト、水上を歩いて去っていくチャンスの姿に神の姿が被ります。


公開当時、浜村淳さんが本作をラジオで紹介されていたのを覚えています。主人公である庭師のチャンスのセリフを「冬は必ず春になる!」と浜村調で熱く語っておられましたねー。




トシのオススメ度: 4

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1 私はお薦めしません


チャンス、の詳細はこちら: 映画.com


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