フゥ…
まだ興奮冷めやらぬ状態で
なんて書いたらイイのか…
お互いチャンスらしいチャンスもない
がっぷり四つの投手戦
打たないから観ていて面白くない
いえいえ
打てへんかったら打てへんなりの
考えが、駆け引きが、プレーが面白い
そしてその、なにげない
(が、明確に意図があり意味をなす)プレーが
最後に待っている奇跡の前兆、伏線となる
例えば…ランナー2塁での右打ち
凡打に終わってもランナーは進塁
送りバントが成功したことになる
意味と可能性がありますよね
あとは…盗塁やエンドラン
無死でのランナーなら
送りバントもありですが
盗塁やエンドランの方が
リスクがある反面可能性も広がります
ワタクシが思う
この試合のハイライトは…
8回の仙台育英の攻撃…
とくに盗塁失敗の場面…ですかね
一死からのランナー
っていうのもあるけど
点を取られたあとの攻撃ですから
ここでの盗塁は正解だと思います
相手にかかるプレッシャーが
バントとは比較になりませんから
で、ここからもう一度
チャンスを作ります
野球の女神さまは
わかってらっしゃる
二死一塁二塁で浅いレフト前ヒット
そして本塁タッチアウト
あの打球、レフトの守備位置、
普通ならランナーは三塁にストップさせます
でもあの場面は絶対に「GO」です
返球がそれる可能性もあるし
なにより点を取りに行く執念を
強烈に印象づけました
最終回に繋がる無得点です
どちらのチームにとっても…です
そして最終回…
二死から粘ってランナー一塁
ここで…盗塁です
前の回で失敗してるんです
アウトなら試合終了です
でも…盗塁です
ここが勝負の分かれ目だと思いました
結果…成功
そのあとの攻撃は…
「熱闘甲子園」や各局のスポーツニュースで
大きく取り上げられた通りです
試合の「流れ」…だとか
ここで勝ちを確信した…だとか
結果論やん…
いえ、違うんです
霊の存在なんかと同じで
非科学的なんですけど
絶対に存在するんですよ
そういうの
あと、勝利の女神ってのもいますよ
でも、今日の仙台育英のように
明確な意図、意味を持ってひたむきに
攻める姿勢がないと微笑んでは
もらえないですけどね…
京都成章…
ワタクシが望んでいたのは
こういう野球です
まぁ、こういう試合ができていたとして
勝てたかどうかはわかりませんが
可能性…勝利のビジョンは…
少しは見えたかも…ね…
大阪桐蔭もさすが、強かった
ナイスゲーム
感動しましたっ