こんにちは。TOSHです。

 

記念すべき代1回目は

平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」についてまとめてみたいと思います。

 

基本情報
登録年 :2011年
登録基準:(ⅱ)(ⅵ)

 

概要

この遺産は藤原清衡(ふじわらきよひら)が東北に極楽浄土を作りあげようとしたのが始まりで11世紀後半から12世紀後半の約100年間にわたり隆盛を誇った。

 

11世紀末には末法(まっぽう)思想が広がり、浄土思想が興隆し現世の心の平和と死後に仏国土(浄土)に行き成仏することを切望するようになった。

 

仏教と共に伽藍造営や作庭の技術が伝来し、日本古来の水景の理念と結びつき独自の浄土庭園を完成させた。

 

構成資産
中尊寺 [読み方]ちゅうそんじ
[再興者]初代藤原清衡
有名な金色堂内部には藤原3代の遺体と4代泰衡(やすひら)の首級が収められている
毛越寺 [読み方]もうつうじ
[再興者]2代藤原基衡(もとひら)
国内最大級の浄土庭園
観自在王院跡 [読み方]かんじざいおういんあと
[再興者]2代藤原基衡の妻
大小の阿弥陀堂と浄土庭園があったが1573年の火災で伽藍が消失
現在は浄土庭園が公園として残る
無量光院跡 [読み方]むりょうこういんあと
[再興者]3代藤原秀衡(ひでひら)
平等院鳳凰堂を模した阿弥陀堂を建築した
金鶏山 [読み方]きんけいさん
浄土庭園に仏国土を空間的に表現する際の中心的な役割を果たす山

 

中尊寺の金色堂です↓↓↓

 

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それでは、また。。。