私は、これを病気だと認めていませんが、世に認知症と言われるものがあります。

[ご参考①] 厚生労働省の「認知症」のHPです。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_recog.html

 

テレビのCMなどでも、「物忘れをするのは認知症の可能性が高いので、早期発見。早期治療のために、医者などに相談するよう」と促してくれます。私のような天邪鬼(あまのじゃく)には、脅迫もどきの悪質な商売だと感じられるのですが、心当たりのある人には救世主のように思えて、早速、CMの誘導に身を委ねる人もおられるでしょう。

本当のところは分かりません。私のように反発していては、知らぬ間に認知症が進行してしまい、気が付いた時には、手の付けられないことになってしまうということにもなりかねません。もっとも、それだと、もう気づくこともないのかもしれませんが。

また逆に、必要のないものを身体に取り入れ、無用の出費と副作用に悩まされることも考えられます。いずれにしても、正しい知見を基にして行動することが大切だと思います。

 

さて、認知症とは、直接的な関係は薄いかもしれませんが、世の中には、「消えてしまう」ということがあります。記憶がなくなってしまうこともそうですが、生きとし生けるものは、亡くなることによって、その存在そのものが消えてしまいます。

一方では、人は亡くなっても、他の人の胸の中で生きるとも言います。

[ご参考②] ヘミングウェイ「誰がために鐘を鳴る」について書きました。

https://ameblo.jp/tosh-tanaka/entry-11181679170.html

 

私も、消えてしまうということについて考えたくなる年頃になったのでしょうか。