[ご参考①] 童謡(?)「みどりのそよ風」です。

https://www.youtube.com/watch?v=K3neWOZcV0s

 

いきなり恐縮ですが、何の変哲もない唱歌です。小学生の頃から、とても好きな曲です。当時、憧れていた女性(ひと)が歌っていました。憧れると言っても、幼い日のことですから、年上ではありましたが、彼女も小学生でした。

多分、曲そのものに魅せられたのではなく、何人かで土筆(つくし)のある土手に上った時、この歌を口ずさんでいた彼女のいる光景が、残像として、ずっと私の心のスクリーンに映ったままになっていたので、それが私の愛唱歌であると思い込んでいたように思います。

 

そのような遠き日の淡い恋心(そこまでも言えないかもしれません)を想い出したのは、今朝、散歩がてら、ずっと休館している兵庫県立芸術文化センターの周りを歩いていて、眩しい「緑」のシャワーを浴びたからです。

[ご参考②] 「兵庫県立芸術文化センター」のホームページです。

http://www1.gcenter-hyogo.jp/

 

今朝は、本当に爽やかで、すがすがしい晴天でした。まだ、顔を出したばかりの太陽は優しく、その緑の照明は、樹々の個性を輝かせるに充分の包容力に溢れていました。そのため、その浴び方によって、緑は多様に煌(きらめ)いていたのです。

私が言葉を知っていたら、その多様な緑を、一つひとつ説明することが出来たでしょうに。これまでの不勉強を、深く恥じ入る次第です。