気になったので少し検索してみたところ、「マインド・ロンダリング」という言葉で、少しヒットしました。その内のいくつかを閲覧してみましたが、はっきりとした言葉の定義は見つかりませんでした。それで、私が自分流に定義をしても構わないと思い、私の「マインドロンダリング」について書かせていただきます。

まず、「マインドロンダリング」を定義する前に、この言葉のヒントになった「マネー・ロンダリング」について調べてみました。何となく知っているつもりになって書いてはいますが、あまり詳しくは知らなかったのです。

[ご参考] 「資金洗浄」の wikipedia です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E9%87%91%E6%B4%97%E6%B5%84

 

ここでの核心は、「正当な手段で得た資金と見せかける」という部分です。そして、「正当な手段で生まれた良心と見せかける」ということが、私の「マインド・ロンダリング」における重要な要素になっています。

 

つまり、私の「マインド・ロンダリング」とは、「企業、官庁、軍隊などの組織において、普通の善良な人間を犯罪に加担させてしまうのは、組織の特性として、上司の命令が絶対的な権威となるからである。絶対的な命令を受けた部下は、命令に従うことを、『正当な手段で生まれた良心と』みなして、良心に恥じることなく、平気で犯罪を実行してしまうことになる。これを、マインド・ロンダリングという」を意味しています。

 

これが、組織の実態だとすると、組織のトップが、どれだけ潔白な良心を持っているかが問われることになりそうですが、私腹を肥やすために賄賂もどきを平気で受け取るような人もいるのですから、トップに頼らず、公的な監視が必要なのではないかと思っています。