東北農民管弦楽団の第4回定期演奏会 天童公演が終わりました。と言っても、もう新鮮なニュースではなく、ほとんど一週間も前のことです。ただ、舞台を終えた二日後に韓国語の期末テストが待ち受けている私には、余韻に浸っている時間はなく、山形から帰宅するや、すぐに「付け焼刃」の勉強に取り組まなければなりませんでした。

そうです。日頃から勉強に励んでおれば、何もテストがあるからと慌てる必要はありません。すべての問題が、教科書で習ったことばかりですから、しっかりと授業の内容を身につけておれば満点が取れるテストです。それなのに一夜漬けでテストに臨もうとするのですから、三馬鹿トリオで鳴らした高校時代を再現してしまいました。

 

結果はともかくテストを終えて、ようやく日常が戻ってきました。そして、ようやくコンサートの余韻が私の魂を震わし始めました。現実の物理的な音の余韻は、中断されてしまうと著しく減衰されるか、途切れてしまうと思うのですが、不思議なことに、魂の余韻は鮮やかに蘇ってきるものです。

いえ、すぐに余韻に浸ることができなかった分、何か、もっと増幅されているような気にさえなります。天童市市民文化会館のホールで奏でた音楽が、耳鮮やかに聴こえてくるのは、確かに、その空間で私の魂が震えていた証です。

 

演奏会の様子は、すでに東北農民管弦楽団のホームページで紹介されています。

[ご参考] 東北農民管弦楽団のホームページです。

http://blog.livedoor.jp/tohokunoumin/

 

どのように震えていたのか、これから少しご報告したいと思います。