1.日時      2015.9.9 19:00~19:10

2.場所      いずみホール

3.プログラム  F.E.トゥルナー       華麗な四重奏曲op.33  Ob.Vn.Va.Vc.
           モーツアルト        フルート四重奏曲第4番K.298  Fl.Vn.Va.Vc.
           ロベルト・スーター     5つの二重奏曲~フルートとオーボエのための
                                                                     Ob.Fl.
 (休憩)
           グザヴィエ・ダイエール  ノクターン  Ob.Fl.Vn.Va.Vc.
           ハインツ・ホリガー     Mのための子守歌~無伴奏コーラングレのための
           ハインツ・ホリガー     (è)cri(t)~無伴奏フルートのための  Fl.
           モーツアルト        オーボエ四重奏曲K.370  Ob.Vn.Va.Vc.
 (アンコール) モーツアルト        オーボエ四重奏曲K.370より第2楽章

4.演奏      ハインツ・ホリガー(Ob.)
           フェリックス・レングリ(Fl.)
           堀米ゆず子(Vn.)
           佐々木亮(Va.)
           宮田大(Vc.)
                                               (再掲)
5.感想

*モーツアルトのフルート四重奏曲は、私がアマチュアのアンサンブルで活動していた時に、
 全曲演奏したことがあります。
[ご参考①] フルート四重奏曲第4番K.298です。クイケンquartet  の演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=eOFABc_sRaA

*以前にも、私はこの曲集について記事にしたことがあります。
[ご参考②] 「モーツアルト フルート四重奏曲集 K.285,285a,285b,298」の記事です。 
http://ameblo.jp/tosh-tanaka/entry-11959605090.html

*特に、この曲には想い出があります。第一楽章が変奏曲なのですが、主題を演奏した
 後、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの順番で、それぞれ主役になる変奏があり、
 ヴィオラを受け持っていた私は四苦八苦して演奏しました。いつも何かと仲間に迷惑を
 かけていましたが、このときも、基礎技術の欠乏を痛感したものです。
 
*弦も名手ぞろいですから、主役・脇役のメリハリが利いていて、とても痛快な演奏でした。
 モーツアルトの室内アンサンブルは、こうでなくてはなりません。

*オーボエ四重奏曲は、フルート四重奏曲ほど有名ではありませんが、軽妙だったK.298
 と比べると、少し真摯なモーツアルトが顔を出しているように思えます。
[ご参考③] ホリガーの演奏するオーボエ四重奏曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=pIjueqYug6E

*アンコールは、直前に演奏されたオーボエ四重奏曲から、第2楽章でした。プログラムの
 曲が、昔はよくアンコールで演奏されたと聞いたことがありましたが、実際に再演された
 のを聴いたのは、この演奏会が初めてでした。