すみません。予告をしてから、ずいぶん時間が経ってしまいました。
http://ameblo.jp/tosh-tanaka/entry-11115474583.html
満を持して、いよいよ私の自己陶酔の時間です。けれども、一度、これらの
曲に魅せられてしまうと、もう夢中になること請け合いです。どうか、ゆったりと
これらの珠玉の民謡に聴き惚れてください。ベートーヴェンの豊かな引き出し
から、優しい心の束が紡ぎ出されてきます。
本当なら、一曲一曲に丁寧な解説をして、まとめたい気分なのです。ただ、
残念なことに、今の私には、解説できるだけの知識も能力もありません。
ですから、今は特に好きな曲だけ、厳選して感想を述べるにとどめようと思い
ます。いつか歌詞も詠み込んで、じっくりと、ご紹介したいと思っています。
でも結局、どの曲も切り捨てることができなくなり、結局一行コメントになって
しまいました。私だけが、一人で盛り上がっているのではないことを祈ります。
No 1 無気味な響きの中で、静かに祈るような曲です。ピアノ三重奏「幽霊」op70-1を思い起こします。
No 2 伸びやかな曲です。美しいヴァイオリンとチェロの音色が曲を盛り上げています。
No 3 いかにも長閑な民謡らしい雰囲気です。大好きな曲です。歌が終わった後の三重奏に痺れます。
No 4 この曲も大好きです。諧謔的な響きの中に、生きる歓びが溢れています。
No 5 チェロのユニゾンが効果的に響いてきます。何か訴えかけられているような切ない歌です。
No 6 こちらは、何かを訴えたくなるような切ない歌です。大好きな曲です。
No 7 明るい曲です。ここでも三重奏が巧みに女声を支えています。
No 8 疾走するか踊り出したくなるような楽しい曲です。少しだけ感じる翳りが、とても効果的です。
No 9 このように語りかけられると、何でもイエスと言ってしまいそうです。好きな曲です。
No10 わずかな弦の合いの手の響きが、歌を勇気づけているように思えます。
No11 しみじみとした語り口調の中に、人生の労苦と哀愁を感じます。
No12 少し諧謔的な響きのある中に、切ない想いが伝わってきます。
No13 女声が、高らかに憧れを語っているように思えます。
No14 面白い歌です。ピッチカートが巧く合いの手を入れています。
No15 勢いのある曲に、ピアノ三重奏が鮮やかな色彩を加えています。
No16 愛しさがたまらなく募ってくる曲です。ここでも伴奏の合いの手が輝いています。
No17 次の音への期待が膨らむ曲です。優しさと安らぎのある曲です。
No18 ピアノに注目です。忙しそうな曲調ですが、どこかユーモアに満ちています。
No19 切ない気持ちを、出番の少ないヴァイオリンが支えています。最後の三重奏も素敵です。
No20 これも切なさを謳っています。面目躍如としています。
No21 洒落た語り口調です。畳み掛ける弦の響きは、間違いなくベートーヴェンのものです。
No22 伸びやかな曲想です。温かみと豊かさを感じます。大好きな曲です。もう少し柔らかく歌って！
No23 とぼけたような弦の伴奏が面白い曲です。それでいて、全曲は締まっているのです。
No24 これも、つい伴奏に聴き惚れてしまいます。
No25 素直な心が謳われています。歌が終わった後、三重奏は素晴らしい余韻を残します。
［ご参考①］ これは、独り占めしたくなるようなお宝です。何と、woo152 全曲の楽譜です。曲の譜の
後に、詩もまとめられています。使える楽譜です。ただ、容量が少し重いかもしれません。
このような情報提供に、とても感謝しています。
［ご参考②］ woo152-1～3
http://www.youtube.com/watch?v=V1x2muVFDNI&feature=bf_prev&list=PL5CAC7709F4695A37&lf=autoplay
［ご参考③］ woo152-4～8
［ご参考④］ woo152-9～12
［ご参考⑤］ woo152-13～17
［ご参考⑥］ woo152-18～21
［ご参考⑦］ woo152-22～25