噴飯ものだと言われそうですが、私は間もなく63歳に

なろうとしているにもかかわらず、文学の新人賞に応募

しようとしています。

 スポーツや音楽にも新人賞のようなものがありますが、

いずれも年齢制限のあるものがほとんどです。ところが、

文学の新人賞には年齢制限のつくものは稀です。

 それでも、還暦を超えて新人賞を貰う人は、あまりいな

いようです。まして、プロ意識を50年も持ちながら、開花

しない才能では、とても受賞は望めそうにありません。


 恥を忍んで告白すると、私は新人賞の受賞を楽観的に

考えています。今さらと思われるかもしれませんが、私が

新人賞にこだわる理由は以下の通りです。


①文学の登竜門であり、作品を読んでもらうには越えなけ

 ればならないものであること。


②作品を創る励みになること。


③自分の目標に対するマイルストーンになること。