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こんばんは
育乳カウンセラー戸瀬恭子です(*^▽^*)
前の記事の続きです
ヒトパピローマウイルスに感染すると、
異形成上皮(軽度→中等度→高度)→子宮皮内癌(上皮内がん)→浸潤癌(浸潤がん)と進行していくことが知られています
正常な細胞が癌(がん)になる場合、細胞の核の形に変化が現れます。
子宮頚癌(子宮頚がん)では無いものの、正常細胞では無い変化した状態のことを「異形成」と言います
HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって生じた異形成の大半(90~95%程度)は免疫力でHPV(ヒトパピローマウイルス)を自然排除し、自然治癒しますが、一部は、軽度→中等度→高度異形成にゆっくりと進行し、やがては癌(がん)になります。途中でヒトパピローマウイルス(HPV)が消滅した場合には異形成も殆どが治癒します。
なのでまずはヒトパピローマウイルスに感染しているか否かを若くても知る必要があるわけです
異形成は将来癌(がん)になる可能性のある病変(前癌病変)ですが癌(がん)ではありません。
異形成の程度が軽い軽度異形成は自然に治り、大部分が将来消えてしまうことが多いので通常は治療は行いません。
又、高度異形成で高リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染している場合、子宮頚癌(子宮頚がん)へ進行してしまうことがありますが全てではありません
若くても今、高度異形成の方も多くいます。
この場合、定期検診で癌に移行しても素早く治療が出来るので、まずはヒトパピローマウイルスに感染しているかを確認しましょうね