またも2週間ぶりの更新です!
先週のこと、日本から友人が遊びに来ていたので、
久し振りに小旅行をしてきました。
行先はここ『Pienza ピエンツァ』という、
フィレンツェとローマの間にあるとても小さな町。
ここが街の入り口になるんだけど、
ここからメインの通りがのびていて、
端から端までゆっくり歩いても、
10分くらいで歩くきれてしまうくらい小さな町。
1996年に世界遺産に登録されたのだとか。
メイン通りから脇に伸びる小道が、
何とも小気味いい感じなのです(=⌒▽⌒=)
このピエンツァにはもう一つ世界遺産があって、
小道を入って辿り着く先にある
『オルチャ渓谷』
このオルチャ渓谷、今でこそ緑豊かな景観だけど、
遥か昔は海の底であったため、土壌には塩分が多く、
そのうえ粘土質でとても農業には向かない土地だったそうです。
13世紀まではまったく草花の生えていない不毛の大地だったとか。
それが14世紀になって、地主が農民に対し
『収穫の半分』という条件で開拓させたそうです。
そして一念発起した農民たちが、『どうせ耕すのなら、美しい景観になるように』
という思いを込めてつくられたのが現在のこの風景。
その努力の甲斐あって、2004年に世界遺産の仲間入り(^-^)/
すっごく静かなんですよ。
聞こえるのは風の音と鳥の鳴き声くらい。
命の洗濯の出来る場所です。
ピエンツァまでバスに乗って、このオルチャ渓谷の中を走って来たんだけど、
それはそれは美しくのどかな景色でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
でも・・・・・・
なんで写真に撮らなかったんだろう?
あっ、
半分は寝てたな~( ̄_ ̄ i)
所々に見えるあの白い部分
あれが不毛地帯の名残なんですかね~・・・・
俺も饅頭食いてぇ~~~(T_T)