滞在許可証
Permesso di soggiorno 所謂、滞在許可証の更新にシエナに行ってきました
最近、申請方法が変わったせいか何の苦労もなくスムーズに
シエナの大聖堂 クレーンが邪魔ですが・・・・
以前は悪名高きペルメッソとして、イタリアに滞在する日本人なら誰もが味わったことのある屈辱
というか、理不尽なる扱い
私などイタリア人と結婚してるのに国籍を変更しないかぎりこの滞在許可手続は義務
最初は彼の住所地であるローマでやったのだけど、ローマはやっぱり都会だけに
多くの就労目的の移民がいて狭い部屋に100人はこえた人間がそれはもう列になってない
のに並んでる感じで、うるさい(声デカイ人多いです)、くさいでうんざり
5分もしないうちに「なんで私がここにいるの?」って気分で「私、帰る」
でもやっぱり銀行だの病院だのこの滞在許可証は必要で再びのチャレンジ
でもまたもやパス 8月なら空いてるかなと行くとちょっとましだったので待つと
ようやく私の番が で、申請書類を出して色々と手続を終えると
「じゃ、約2ヵ月後に」「えっ?」
「偽装結婚でないことを確認します」
「どうやって」
「夜中に予告なしに行って二人が同じ寝室にいることを確認します」
「はぁ」「で、例えば彼がたまたま出張だったりして私が一人だったら」
「そのときはNGです」
それから約二ヶ月 結局その調査は来ませんでした
で、とりにいくと 「何回か調査に行ったけど確認できませんでしたので発行できません」
え~~~~
ここでうちの彼、すごいローマ弁で警察とやりとりというか殆ど喧嘩
結果、最寄の警察に二人が間違いなく夫婦であることを確認するファックスを送ってもらうことに
そしてまぁその後も紆余曲折あり、結果2年目で発行してもらったのでした 2年ですよ
2年間、私は「旅行者」なのでした
で、そのときの悪夢から相当憂鬱だったのですが、
今回はちゃんとアポあり、それも8:34という分刻みのアポ
もちろん、イタリアですから分刻みという芸当は無理なものの1時間の待ち時間で
質疑応答そして指紋採取とあっさりおわり、「約40日後にうけとりに、但し、サイトでできてるかどうか
確認できます」との嬉しいお言葉
うちの彼 「すごい。トスカーナはすごい」と警察に賛辞
すると「我々はイタリア中で一番迅速なのです」と鼻高々
ともかくも無事に更新が終了
よかった