指をさして何か喋っているのは何か?(笑) | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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新潟空港から、昨日の講演風景の一つです。

何か喋ってます(笑)。

別に「明日に向かって、つっ走ろう。」とか言ってるわけじゃありません。

走らんでもいいです、そんなもん(笑)。



小売店や集客施設では、お客さん同士やカップルが、一緒に指を指し合う場面を

意図的に増やそう、という話をしました。



エクスマ主宰・藤村正宏先生の本には水族館での家族やカップルが、指をさして

水槽を見ながらコミュニケーションをとる経験によって「水族館は楽しい」

と脳にインプットされる心理の事例がありました。



これに基づいて、前職では小売経験では、置き換えて、ショーウィンドウの

中の陳列や、POPで色んな実験をしました。


商品の説明や価格表示ではなく、私の場合なら、いかに「あれ、見て見て。」とか、

思わず「バッカッだねぇ~。」と笑ってしまう情報です。


一見、直接売上に関わらないように思える情報を増やしまくることによって

何を意図していたか、と言うと、お客さんの再来店動機ですね。


売上は、一般には、「客数×客単価」ですが、これにもう一つ「購入回数(リピート)」

の概念を掛算する意図を持つことで、結果が大きく変わります。

ここに対するアクションを実験していたということです。



集客施設は、売っている商品・サービスだけを目的に来店するお客さんだけ

に限定してしまいがちですが、自分が消費した経験を思い出せば分かるように、

無目的でもいきたくなる所がまずあって、そこで欲しいものに気づいて買って

しまったということはたくさんあります。


目的がなくても行きたくなってしまうところはどこだったのか?


水族館は魚を見にいくことだけが目的でしょうか?

美容室は髪の毛を切ることだけが目的でしょうか?

ネイルサロンは指に色を付けに行くだけか?

洋服屋さんは、ただ服を買いに行く場所だけなのか?


自身の好意にしている先の、今までの体験や感情をたくさん思い出してみて、

自社・自店の発信する情報に置き換えてみると、たくさんの方法が出てきます。


自分の会社やお店が、何屋さんだとしても、無目的でもたくさんの大好きな

人達が集まってくる場所だったら、スゴいと思いませんか?


商品・価格以外の情報を出してみましょう。

結果として、確実に売上に影響してきます。


そんなようなお話も、後半でしていました。



というわけで、だから指を指していたのですね(笑)。




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買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」







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