「思考」と「実験」が価値を生むという恐ろしさは知っておいた方がいい | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。



image


しかし、スリッパ姿の講演姿というのは何ともマヌケです(笑)。

伝え手にとっては最強の鬼門ですね(苦笑)。






人前で、自分の実体験に基づいてお話ししながら、

赤字だった事業や赤字だった店舗の実績をひっくり返した時のことを思い出すと、

共通しているのは、それまでとは「思考」を変えたことによるものが最も大きかった

ということでした。



例えば、それは、メーカーだけど卸のやっていることを置き換えてみたり、

「ターゲットプロファイリング」の手法を用いて売り場に編集をかけてみたりとか、

「やり方」を変えてみたということです。



私は、やりながらにして「恐ろしいな・・・・・」と実感したことを憶えています。



お金をかけて、チラシや看板や内装や、色んなことをやってみたのに成果は上がらず

終わっていきそうだったのに、

お金をかけずに「思考」を切り替えて手間をかけて実験してみたことの方が


起死回生の成果を生み出したということは、

「思考」のあり方によって成果を出したり、終わっていったりするということ、に直結している

んじゃねーか?と思ったからです。



「思考」はコストゼロですから、コストをかけまくって成果を生まない側と、コストをかけずに

成果を出す側がいて、その差は開くばかりということです。

私は、ここにとんでもなく恐ろしさを感じて夜も眠れなかったくらいのことがありました。



ところが、この「思考」するというやつが厄介で、最もエネルギーを使うし、疲れる訳ですから、

人はできるだけしたくない訳ですね(苦笑)。



さらに「思考」しているだけでは生産性はないですから、実際にいくつかを実験してみないと

分からない・・・・、やってみないと分からないということです。



そうなると、「これをしたら成果を出すのではないか?」という仮説や、他人の

成功事例に基づいて自分に置き換えてみるという、言ってみれば「思考「と「実験」を

繰り返した奴が圧倒的に有利になると思っています。



成果を上げたいのであれば、実験の数を増やすことです。



様々な事例はあるでしょうが、優先するのは、できるだけ

①コストがかからなくて

②誰でもできて

③すぐにできること

の三つを兼ねていることです。



新しい実験というのは、既存の仕事やルーティンワークにプラスしてやるもの

ですから、そんなに大したことはできません。


よって、一見、大したことなさそうな施策をどれだけ連続してやれるか?

ということになります。



誰でもできそうなことは、大したことはなさそうに思ます。

いかにもすぐできそうなことほど、実は人は実際にはやりません。


こいつをキ〇ガイじみた情熱で、愚直にやり続けられるかどうかなので、

実は、成果ほ上げている人というのは、大した能力ではなくて、やってみただけの

人が大半なんじゃねーか?とも思っています。



例えば、一日一枚のPOPを描くとか、一日一回のブログを書くとか、それ自体は

卓越した能力が必要か?というとそうではなくて、取りあえずやってみるという意欲の問題

だけだったりします。



どれか一つをやっても思ったような成果がでないことはいくらでもあります。

と言うか、それが普通なんだと思います。



成果を出している奴は、誰でもすぐできそうなことを、いくつもいつくもいくつもいくつも

やりながら、複合的な要素が絡み合って成果を出していることを知っています。


そうやりながら、失敗事例と成功事例をドンドンと積み重ねていきます。

失敗でもなく成功でもなく、失敗事例と成功事例の積み重ねです。



だから一つがダメだったとしても、失敗と思っていません。失敗事例が一つ増えただけなのです。

恐ろしいと思ったのは、失敗事例だろうが、成功事例だろうが、この具体的な事例数の多いことに

価値が宿っていくことです。



「思考」して「実験」した数が多い方が、多額のコストをかけてやったことよりも、価値が生まれると

いうのは恐くありませんか?



だって、前からやり続けている奴には、同じ数をこなしているだけでは追いつけないんですから。



誰もがすぐできそうで、大したことなさそうなことを、愚直に数をこなすだけで、圧倒的になれるとしたら、

私はすぐにでもやり始めた方がいいと思うんですけどね。


それでもやらないなら、まぁ、どっちでもいいや。

自分の人生なんだから、勝手にすれば?とも思っています。


とかなんとか言いながら、私は私で、いかにスリッパ姿でもマヌケに見えないか?に

集中したいと思っていますから(笑)。







             しかし、マヌケな姿だ・・・・・・・(苦笑)。

            応援クリックお願いします~。

              ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



                買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」