環境は変えられないけど、自分は変えられる | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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ある論法によると、ビジネスの成否は環境が7割と言われています。


私は今まで、アパレルメーカー・洋傘卸売・リサイクル小売と、物販におい

ては、三つの業種業態を経験してきましたが、その実経験からも恐らく当た

っていると思います。


理論上も経験値からも、個人的にはよく理解できるわけです。



しかし、よく分かったところで実際に環境に合わせてコロコロと業種業態を

変えていけるかというと、様々な理由から簡単ではないことも知っています。


また、ひと時は環境の良かったビジネスでも、良ければ良いほど参入者は

多くなり、すぐ飽和状態、すなわち悪い環境になった時に、その道で突き抜

けるだけの力があるかどうかというと疑問が残ります。

儲かるビジネスへとコロコロと変わってきたタイプというのは、独自性をど

こで持つのかというスキルには欠けている傾向にあって当然です。



次々と新たな儲かるビジネスモデルが出てきて、選べるうちはいいでしょうが、

そのものの絶対数がなくなっている昨今では、それこそ環境の全てが悪いと

いってもいい時代とも言えます。



環境は、自分の力では変えられません。

今、自分が乗っかっている環境が良い時は、成果を出せるスピードが速くて

当然ですし、悪い環境であれば同じ努力をしても成果スピードは遅くなります。


環境は、自分の力では変えられません。これが前提ではあります。


ただし、一般に衰退業界と言われていたり、同業他社の業績が悪くても、

調子を上げて行っている人や会社があるのも事実て、私は実際に何人も知っ

ています。


そういう人達は、環境に対してブーブー言うことなく、独自路線と明確な

方針で、実験を繰り返しながら、ゆっくりながらも確実に前に前に進んでい

ます。



対して、儲かるビジネスを探しては、それを「変化」と定義しているところ

は苦しい状況にあるでしょう。思考が変わっていないから。



今の時代、これから時代というのは、そういう時代のような気がしています。



環境がどうあれ、自分のことは自分で変えることはできるし、独自性という

のは誰でもなく、世の中でたった一つ、自分だけのものです。


本当に探しておかねばならないのは、儲かるビジネスか、自らの独自性なのか

どちらなのか?


よく考えておく必要があると思うのです。




乗っかっているのか、カメでもウサギでも、自分は自分で変えられる。
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買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」




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