「ビジョン」はまずは、なりたくてしかたない未来の映像から | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。




所属している経営者勉強会でビジョン策定のミーティングでした。

「ビジョン」の定義そのものや、創り込み方というのは様々あるでしょうが、


この会では、メンバー全員が一つの基準に合わせて創っていけるよう


ある方法を共有しています。




とは言っても私が進行するので、グダグダなやり方ですけどね(苦笑)。



創り込んでいく段階は、いくつかあるのですが、


まず最初にやるのは、つべこべ考えずに、未来の自分がなりたい映像を


克明に、明確に、具体的に、色つきで・・・・・、要するに、まるで過去の楽しかった


想い出を語るように「映像化」してしまうことから始めます。



子供が、夏休みの経験や、ディズニーランドに行った時のことや、楽しかったことを、


一所懸命に話まくってる時のイメージがありますよね?

あれです。



未来の自分の映像を、あんな風に喋れるか?っていうとこまで映像化してしまう、


というところからはじめます。




とは言っても、まずは、5分間、ノートに文字とか絵を書き続けるだけなんですけどね。


5分間、とにかく字を書き続けます。


なければ、前に書いた字でもいいから書き続けます。


書くことそのものに重点を置きます。



こいつを繰り返しやると、色んなヒントが見えてきます。


すぐできて、誰でもできて、効果的な方法だと思っています。




ほんなもんは、本来自分の人生なのだから、勝手にやってりゃいい話ですが(笑)、


たかが5分の時間をわざわざ創れないのもまた現実だったりするんですね(苦笑)。



この日は、実験的に人の発表を聞いてみたり、相手に聞いてみたいことをフィードバックとかも

しましたが、意外な発見や、新たな視点が増えることに気づいたりもしました。


また、人はやっぱり、喋りながら自分に気づいていくものだとも思います。








ヒントは、自分の過去の体験・経験にあると、私は信じています。


「答え」ではなく「ヒント」です。



未来は、自分の中にあるものの中からしか映像化できません。当然ながら。


「楽しい人生」と言うのは、その人の中にある「楽しかった認識」の中からでしか


ピックアップができないものだと思うのです。


こればかりは理屈や知識では何ともならない。



こういう研修をしていると、よく子供の頃から「感動」体験や、「本物」に触れる、とか、


そういう経験が大事だ、という以前どっかで聞いたような話を思い出します。



今になって、こうしてビジョン策定とかしていると、それがよく理解できるんだけど、

どうして、言うだけじゃなくて、何故そうなのか?をちゃんと説明してくれなかったんだよ、

と逆恨みする器の小さい自分をまた認識させられるわけですね(笑)。



そんなこと今さら言っていてもしかたないので(苦笑)、自分の人生のありったけの


「嬉しかったこと」や、「楽しかったこと」、「涙を流すほどに感動したこと」を絞り出して、


それぞれの未来に繋げていければいいなと思うんですね。



人生ビジョンや、会社のビジョンが明確になると、色んないいことがあると思うのですが、


私は、自分の軸がちゃんとできて、他人からどう見られるかとか、価値観の違う人からの

どうでもいい発言や批判や評論にいちいち反応しなくて良くなる・・・・・・・、


すなわち、自分の豊かな人生を創っていけること、が最も大きな価値だと思っています。



人の言ったことに、いちいち傷ついたり、腹を立てたり、悲しんだり、辛くなったり、


そんなことやってる暇があるなら、自分の道をただひたすらに進んだ方がいいに


決まってますからね。



決まってますけど、またこれが多いんですよ、いちいち相手に反応することでしか自己を認識


できない奴が(笑)。


あいつが、あぁ言った、こう言った、許せない、酷い、なんて、もうウルサイウルサイ(苦笑)。



バカっ話の延長線上とか、コミュニケーションツール程度で使ってるならまだいいけど、

そういうことに本気で人生の時間を費やしている人も結構いて、


そういうのは観ていて悲しくて不幸だなぁと思うのです。


まぁ、わざわざそうしていたいんだったら、そうしてていいんだけどね(苦笑)。



とか何とか言いながらも、大抵は、


自分がどう生きるか、より、他人にどう見られているか?とか、


自分がどうしたいか、より、周りと当たり障りなくうまくやっていきたい、と


いう方に流れますもんね。



だから、しなやかに対応しながら、かつ、自身の道を見失わないように、一度はスッキリ


する「ビジョン」を創っておく必要があると思うのです。



なんてこと考えながら、共感し合えるビジョンを全員が創れるといいな、と願っています。



            未来の映像化のヒントは、過去の体験・経験の中にある。


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 買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」