埋もれていたら探せばいい | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

久しぶりに名古屋駅地下街のお店でお茶しました。



坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」


若いギャル達に人気のブランドが、集まっているファッションビルが近いことや、


そのビルが閉店近くの時間だったこともあってか、私の席の周りは、


四方八方ギャルだらけ(笑)。



こりゃ、久しぶりに楽しい観察ができそうだと興味深く見ながら気づいたんですけど、


みんな同じ顔して、同じ髪型して、同じもの食べて、同じ話してるんですね(笑)。



正確には、皆さんそれぞれ違ってるんですけど(当たり前か(笑))、とにかく


なぜか、私から見たら、み~んな同じに見える(笑)。





巷では、どこもかしこもセールが始まっているようで、皆さん、色んなブランドの紙袋を


お持ちで、きっと、お気に入りの服やアクセサリーを頑張って買ってきてて、


それぞれが鏡を見ては似合うとか似合わないとか悩んだり、手持ちの服や靴との


バランスや合わせを頭の中で駆け巡らせながら、自分だけの一着をきっとピックアップ


してきたはずなのに、でも、いざ着てみて、最強の自分になってお出かけしたら、


傍から見たら、みんな同じに見えちゃうのって残酷だなぁ、


と、想いながら、こりゃ、いよいよ正真正銘のオッサンになったってことか!?と


一気に不安になったりするのでした(笑)。



多分、「こん中で誰がい~い?」とか聞かれても、もう誰もかれもが一緒なんで、


「誰でもい~や。面倒くさいから、一番近い子でいい。」なんていいそう。


(誰からも聞かれないけど・・・・・。聞かれたとしても向こうから断られるけど・・(苦笑)。)




でね、こんなアホなこと考えながら、やっぱり、思っちゃったんです。


ビジネスにおいて、「均一化・均質化」ってのは最も恐いことなんだろうなぁ・・・・って。



あの娘達は、あの娘達なりに、きっと自分だけの個性を意識しているんだと思うんです。


一所懸命、可愛く、綺麗で、素敵でいようって意識しているに違いないと思うんですね。


でも、よほどマニアックでなければ、傍から見たら「違い」なんて分からない。


そりゃ、絶世の美女なら際立つんでしょうけど・・・・・。



同様に、企業や、ブランドや、メーカーや、店舗も同じで、恐らくは「自分達だけの価値」を


意識しているだろうと思うんです。


「自分達だけ」は「自分達だけの価値」を認識していて、


「どこも一緒じゃん。」と言われると腹立てるんでしょうけど(苦笑)、


でも傍から見たら、見分けがつかなくて、どこ選んでいいか分からない。


分からないから、結局選ばない・・・・・。




「均質化・均一化」は、結局「選ばれない」のと同義なんだと思うのです。


やれ「個性を発揮だ」「自分達らしさ」と言ってはいるけど、ちょっとやそっと


何かやっただけでは、味噌クソ一緒、五十歩百歩、目クソ鼻クソの領域だと


思っていた方がいいんでしょうね。



こうなると、もう、商品そのものでは独自性というのは、やはり難しくなっている


と改めて思えてくるんです。



残る手は、商品そのものではなく、商品を扱っている「人」そのものに焦点を


当てていくしかないんじゃないかと。


もっと言うと、一人一人が自分のファンを何人増やしていけるか、


自分自身がいかに魅力的になっていくかしかないんじゃないかと思うんです。



そういう意味では、露骨な時代になってきたのだと思うし、公平な時代でもある


と思います。


ダメな奴はどこまでいってもダメで、いい奴はどんどんズバ抜けて圧倒的に


なっていく。



じゃあ、ダメな奴なんてホントにいるのか?と言ったら、私はいないと思っています。


人には一人づつ、誰にでも必ず輝く価値があると、私は信じています。


正確に言うと、ダメな奴っていうのは、自分に価値があるにも関わらず、それを


認識するのを諦めた奴を言います。私はね。



そういう時代なのだから、それならそれで楽しんで見つけて発信していけばいいですものね。


大勢の中から、ピックアップしてもらえる人になれるように頑張るとしましょう。




           自分の価値をしっかり見つけに行こう。


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