名古屋に戻っています。
昨日までの講演の振り返りと、明日の講演の準備をしながら、
ちょっと休憩です。
(別に、常に休憩状態だけど・・・・・(苦笑)。)
新事務所を準備しながら、昔のモノを整理していたら、
懐かしの「小麦ねんど」を見つけてしまいました。
何はともあれ、何か作らないといけませんね(笑)。
と、いう訳で、先日、勉強会の打ち合わせをしながら、ウニウニと適当に
造ったのがこれです(笑)。
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「小麦ねんど」のいいところは、何か造った後に形状を動かせるところにあります。
一コマづつ画像に収めて、後で連続させると、こんなアホアホ動画ができます(笑)。
これをどんどんコマ撮りして、連続させていってストーリーを創り上げていくいくのが
「クレイ・アニメーション」と呼ばれる技法ですね。
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昔のアメリカのSF恐竜映画や、「ピングー」なんかは全てこれでできていて、
細かな動きや、見事な描写についつい見とれてしまいます。
その手間を考えると凄まじいものがあると思うんですね。
私は、この「クレイ・アニメーション」というのは、マーケティングに置き換えられると
考えていて、それを「クレイ・アニメーションの法則」と勝手に呼んでいます(笑)。
このクレイアニメは、途中の一コマでも抜けると、ストーリーが出来上がりません。
(上のは、たった2コマだけの連続ですけど(笑)。)
同様に、お客様の「購入」=「売上」というのも、
お客様の、来店から、店内での動機づけから、購買意思決定から、レジでお金を払う
という一連の流れの、途中のどれか一つでも抜けると、最終の「売上」には繋がらない
という論法です。
例えば、
店に行こうと思う⇒家を出る⇒車にキーをつけてエンジンをかける⇒運転して店に行く
⇒駐車場に車を止める⇒店内に入る⇒店内で何か見つける⇒買おうかどうか迷う⇒
「買う」と意思決定する⇒レジに持っていく⇒お金を払う⇒店を出る⇒また来ようと思う。
といった動機と行動の連続が、消費のストーリーです。
「販促」と言うのは、「誰かへの販売を促進する」ということですから、
「誰か」の購入に至るまでの動機を連続してもらって、最後に「購入」してもらうと
いうストーリー創りに他なりません。
私はそう考えています。
「販促」と言うと、すぐさま「チラシ」「DM」「HP」といった断片的なツールと思考
してしまいますが、まず全体のストーリーから考えて、その一コマをキチンと創る
というように考えてみると、まったく違う視点が生まれたり、今までとは違った表現が
生まれてくるかもしれません。
一コマを創ってみてから、全体を眺めてみる。
全体を眺めながら、一コマにこだわってみる。
いざ制作する時は、現実にはそんなに時間がない中で進めていかねばなりません
から、日ごろからそうやって考えておくことがマーケティング思考を鍛えるのだと
思っています。
ね、遊んでいるように見えて、ちゃんと考えてるでしょ?(笑。
都合のよい言い訳をちゃんとできるように、日ごろから遊んでおくことが大事なのです(笑)。
何でもかんでも置き換えてみよう。
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