マックイーンに学ぶ、「新しいものにロクなものはない?」 | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

スティーブ・マックイーンの遺作「ハンター」という映画があります。


坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」


実在した、この時代には珍しくなった賞金稼ぎの役を演じます。


ちょっと冴えない時代遅れの仕事をする、50才にして等身大の


役を演じるのですが、アクションシーンは往年のマックイーンそのもので


終始羽織るMA-1が印象的で、当時のフライトジャケットブームに一役


買いました。




ただ、私がこの映画で最も記憶に残るシーンは、アクションシーンでもなく、


MA-1を羽織る有志でもなく、ヒロイン役との会話のシーンなんですね。



マックイーン演じるパパ・ソーソンの趣味は古いオモチャ集め。


コレクションしている棚で、ブリキのおもちゃをいじりながら、ヒロインと会話します。


「なぜ古さばかりにこだわるの?新しいものはイヤ?」


「ロクなものがない。」


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私の中では、なぜかとても印象的なシーンで、一つのモノに対し愛着を持って


付き合ったり、不変的にモノを愛し続けるといった感覚は、古着好きだったせいも


あってか、強く影響を受けています。




私は、新しいモノになかなかすぐには馴染めません。


古くは(とは言っても80年代当時ですが・・・・)、ウォークマンだったり、


携帯電話だったり、ライフスタイルそのものを変えてしまうと言われているような、


同世代の人が飛びついていたようなモノには必ず出遅れて、様子を見ながら


普遍的になってから、やっと実用し始めたりしてきました。



最近では、ipodから始まって、ipad・・・・・・・、iphonといった、スマホ系だし、


SNSといった、現代ビジネスには必修といわれている情報ツールに対しても


あまりに無頓着でした。



なぜだかは分かりませんが、恐らく、どう見られたいか?・どういう自分で


ありたいか?という、いたってどうでもいいコダワリがあるというのも原因の


ような気がします。




印象としてですが、新しいものにすぐ飛びつく人は、長続きしない傾向にある


ように感じてしまうのです。



ブログにしても、ミクシィにしても、ツイッターにしても、FBにしても、


いち早くやり始めては、


「これからは〇〇だよ~。まだやってないなんて、早く始めないと


ヤバいよ。」


なんて言ったかと思えば、すぐやらなくなって、次のことはじめて、


また繰り返すような人はたくさん見ています。



別に悪い事だなんて思っていませんが、何だか浮ついた薄っぺらい奴に


思えてしまうのでしょう。


そういう人って、何やってもモノにできなくて、本物の男になれないいような、


そんな錯覚をおぼえてしまうのです(苦笑)。



私は、だいぶ出遅れて、ブログやFB、ツイッターなど始めましたが、


やり始めたら、とことんやり続けます。


このブログも、何があろうとほぼ毎日続けていますから。



SNSでの情報収集や発信に限らず、物事というのは、


「始めること」よりも「続けること」の方が難しいです。



時代のスピードが速いですから、ドンドン新しいツールは出てきて、


新しいものに手をつけることそのものに興味を持っている人と、


一つのことを探究して本質を掴み他に置き換えていく人と、


どちらでいたいかと言われれば、明らかに後者が理想なのです。



とはいいつつも、既に、ipod・iphon・ipad・ipadminiと、ノートパソコンも


合わせると、知らん間に、7台のモバイル端末を利用しているし(笑)、


SNSの勉強会にも高いお金を払って、特訓して頂いているわけで、


今や、一般の人よりも時間とお金をかけていたりもします(笑)。



以前、ipodをプレゼントで頂いたのがきっかけで、音楽のある生活というものに


はじめて触れ、


ipadが発売された時も、プレゼントして頂き、情報を持ち歩く素晴らしさを


経験しました。


携帯も、ずっとガラケーでしたが、気がつきゃ、iphon4も5も持っていて、


ipadminiの手頃な大きさは気に入ってしまっています(笑)。


すでに手放せなくなっていて、新しいどころか、生活の一部に溶け込みまくっ


ています(笑)。



それを考えると、「よく分からん」という理由だけで、新しいモノやコトを敬遠する


のは良くなくて、少しは積極的に生活に導入していかんとな、と思ってもいます。



SNSが、時代にあった新しいツールとしての価値なのか、


人々のライフスタイルや、ビジネス環境すらも、根本的・破壊的に変えてしまうもの


なのか、それはまだ分かりませんが、


これから一人で社会と対峙していくのは事実なわけで、


もし、ツールだと思っていたら、世の中が変わってしまうほどの本質があったと


したら、気づいてからではもう遅い。


そういう意味では、徹底的に試してみようと思っています。



ずっと変わらずにこだわり続けるものと、新たに試していく積極性と、


両方の気質は持っていたいですね。




映画「ハンター」の、その後のセリフは、こうでした。


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「でも試さなければ・・・・・。気に入るかも・・・・。


I LOVE YOU.」




ヒロインにそう諭されたマックイーンの何とも言えない表情も、また強烈に


印象に残っているのです。





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