これ知っておくだけで、かなり安全なお米を選べるようになります。
あなたは単一原料米と複数原料米って聞いたことありますか?

単一原料米とは「コシヒカリ」「あきたこまち」「ささにしき」などの同じ品種、同じ生産地、同じ生産年度で商品化されたお米です。

では、複数原料米とは何でしょうか?
複数原料米とはブレンド米とも呼ばれています。
ブレンド米と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

もともと複数のお米を混ぜることによって香や味を良くするために今も昔も行われていて、全てが悪いことではありません。
経験豊かなお米屋さんが独自のブレンドを行って、美味しいお米を販売しているのも事実です。

複数原料米とは例えば、90%は魚沼産コシヒカリで、残り10%が北海道とか千葉県などが混ざっていると複数原料米といいます

でも、現在はブレンドが『悪のブレンド』と呼ばれるような上やり方をしている可能性もあるのでこれは一つ情報として持っておいて欲しいのです。

例えば、スーパーやドラッグストアで激安で販売されているお米。
あの裏には国内産100%などと書かれていることが多いと思いますが、なぜ安いのか?

国内産であれば安全とか、美味しいとか安易に考えるのは危険です。
つまり、中身に何が入っているか分かりません。
それはいつ作られたものか?どこで作られたものか?などが分かりません。超古米なども入っている可能性があります。

複数原料米ではこのような問題が起こりました。2004年の全国的な不作の時には97年産の超古米が主食用米として流通しました。この超古米にはツヤも風味も悪く、古米臭がするものだったので、大手コンビニメーカーが使っている「炊飯改良材」という添加物を使って流通させて、国民が口にしていました。

さらに、複数原料米は生産者がクズ米とよばれる低品質米がブレンドされている可能性もあります。農家はこうしたくず米は、飼料用などで『専門業者』に販売します。がこういったお米を表示義務がないので業者の都合によって飯米として使われている場合があるので、お気をつけてください。

最後になりますが、複数原料米でも「香り米」などと合わせてより美味しく販売している信頼できるお米屋さんもいます。
もしお米を買われる場合は、信頼できる方から買うか、スーパーなどで買う時もぜひ、できれば単一原料米。それでなければ複数原料米には何が含まれているか?をしっかり考えて選ばれることをお勧めします。