こんにちは、入野俊浩@社長のコーチです。
今日は医業の話をします。
以前、私のところへ相談に来られた整形外科の先生の話です。
遠くの大きな病院で医長をされていて、独立開業されました。
しかし、なかなか患者さんが集まらず、初期投資も大きいし、このままでは行き詰ってしまうので、どうしたらよいかという相談でした。
私は先生に「先生、待っていてばかりではダメですよ。こっちから患者を見つけなきゃ。午後休診の日や日曜日、祝日の日には近くの公園でゲートボールをしている老人のところへ行ってください。そして、仲間に入れてもらったり、健康の相談にのってあげてください。先生、プライドを捨てて、攻めの営業をしなくちゃ!」と云いました。
看護師をしている奥さんも隣で「そうよ!そうよ!」と先生を励ましていました。
数カ月後・・・
私は腰が痛くなり、「そうだ、あの先生の売上に協力しよう!」と思い、少し遠いのですが、クルマで先生のところまで出かけました。
そしたら、どうでしょう!
待合室が患者で溢れているではありませんか!
こちらは、腰が痛いのに一時間半も待たされました。
その後、診察室へ入るなり先生と奥さんが「いやぁ、あの時はお世話になりました。云われる通りにしたら、たくさん患者が来るようになりました。本当にありがとうございました。」とおっしゃいました。
おじいちゃん、おばあちゃんが口コミで友達や子供、孫にまで広めたようです。
本当に良かったと思いました。
もう一つ、これは私の同級生で大きな病院の理事長をしている友達のことです。
この病院では医師が白衣を着ていません。
なぜ白衣を着ていないんだと彼に聞くと「白衣は医師の権威の象徴だろ。こちらは患者さんからおカネを貰うんだから、大上段に構えてどうする。患者と同じ目線で接しないと失礼だろ!」と言いました。
目からウロコでしたが、妙に納得し、感心しました。
また、この病院では帰り際に「ありがとうございました、お大事に!」と言います。
患者さんに、まずは感謝の気持ちを述べ、病気の回復を祈る。
当たり前のように思いますが、こんなことを云う病院があるでしょうか?
医師や弁護士の先生方は何故か感謝の言葉を言いません。
しかし、医業や士業であっても不況の波が来ています。
プライドを捨てないと、彼らとて困窮する時代なのかもしれません。
さすがに病院では「またのお越しをお待ちしております」とは言いませんが・・・ ・・・ ・・・