舞台はイスラエルとパレスチナ。

なのに冒頭からいきなり「Que sera sera」が日本語で流れます。妙に昭和の匂い。

効果音諸々からしても、随分と日本に傾倒した監督さんだなぁ...と思って観ていたら、監督・脚本など日本人でした!!!


「Pink SUBARU」
2010年 イタリア・日本製作
監督 小川和也

公式サイト
http://www.pinksubaru.jp/


車どうこうじゃなくって、本当におもしろいです!!!
この映画とってもお勧め。

主人公の舞い上がりっぷりとか、天国から地獄っぷりとか、本当に可笑しいし、最終的にハチャメチャだけれどそれもまたケセラセラ。

そしてニュースで知る「イスラエル・パレスチナ=紛争」だけじゃない、現地で暮らす人々の生活やその想いなどが感じられるのも貴重です。フィクションとはいえ、ある程度の現状をふまえたものだから、驚きます。

生活密着型ザガリートがここにもちらり。