こんばんは。
行政書士山野和民君の奥さんです。
せやろがいおじさんってご存じですか?
youtubeで、何やら叫んでいて、
その内容が案外スカっとさせてくれるので、
人気のあるユーチューバーさんです。
本職は沖縄のお笑い芸人さんだそうですよ。
おじさんと言っても、まだ30代前半でお若いんですけどね。
そのおじさんが、ペット業界について叫んでくれてました。
生体販売の裏で、どれだけ残酷なことが行われているかを、
知らない人は多いと思います。
わたしも知りませんでした。
ペットショップで売られているかわいい子猫や子犬。
この子たちの親は、残酷すぎる環境で、
無理やり繁殖させられるという、
繁殖業者の元で生まれています。
もちろん、ブリーダーの全てがそうではありません。
でも、多くは、何の資格もない、
お金儲けのためだけの繁殖業者です。
その実態を知ると、生体販売がどれだけ残酷なことかがわかります。
わたしももう、のんきにペットショップへ行くことができなくなりました。
ガラスの向こうの、無邪気にかわいいペット達。
この子の親は、今でも小さな鳥かごに入れられて、
糞尿にまみれて苦しんでいるのだろうか。
この子も売れ残ったら、地獄のような繁殖業者へ渡されるのか。
それとも、壮絶な苦しみを味わう殺処分器で、窒息死するのだろうか。
そんなことを考え始めると、見ていられないですし、
今まで何も知らなくてごめんなさいという気持ちにもなります。
ペットショップは、お金さえあれば、買い手の環境なんか考えません。
お年寄りにだって、平気で子犬を売ります。
何かあった時に面倒を見てくれる人はいるのか、
散歩には行けるのか、
そんな簡単な質問さえしないでしょう。
ペットショップは売れるから子犬、子猫を売る。
繁殖業者は利益のために、動物をモノのように扱う。
そこに「命」があるとは思えない実態を、
どこかで断ち切りたい。
そう思う人が、どうか増えますように。
ブリーダーの資格化を。
生体販売の廃止を。
動物愛護法の改正が、真剣に議論されますように。
せやろがいおじさんの、
「人間の5年と、動物の5年は重みが違う」
という言葉が突き刺さります。
短い命を愛しむ気持ちが、どうかどうか広がりますように。
道具として扱われ、
人知れず、苦しみながら死んでいく犬猫たちは、
誰を恨むこともわからないまま。
愛されることも知らないまま。
人間の都合で、命をそんな風に扱っていいはずがない。