「アンメット ある脳外科医の日記」というドラマが放映されて、なかなか話題になっているようです。
TVER など見逃しもあるのですが、見てみたいようで、でも、やはり気がすすまずなんとなく見れてません。

脳腫瘍、その他脳卒中、事故での脳損傷など多くの脳病気、障害がありますが、
脳は身体全部の指令、思考をするので、病気、損傷その他では色々な障害がでる可能性はあります。
脳卒中は日本人の死亡原因の第4位の病気とも言われますし、脳外科の先生方のご苦労などなどにスポットをあてていただくのはよいことだとは感じます。
良性、悪性に関わらず希少であると言われる脳腫瘍の患者や家族については、
脳外科(脳神経外科)の先生方には大変お世話になっていますし、皆さん非常に頑張っていただいていることもよくわかっており、リスペクトもしているので、そうした先生方が主役となるテレビ放映に対してとやかく言うものでもありません。

でも、医療系ドラマの場合は、主人公である医療側がヒーロー、ヒロインとなりがちで、
アンメットは、原作者が元脳外科医であることと、ヒロインは記憶障害の患者でもある医師の点で、患者視点も確かに入っているであろうとは思うのですが、でも「可哀想」な患者に対する視点は、なかなか変わらない
のではないか?との 私の先入観が 見たいを 躊躇させているのかもしれません。

前ブログでJBTAのイベントを紹介させていただいているように、
一般の健常な方々にも、脳腫瘍という病気を理解して貰いたい、ひろく知ってもらいたいという気持ちは、強くあります。
でも、それは「可哀想」や同情が欲しいからではありません。

でも、その理由は、脳腫瘍以外の他の希少癌もですが、命がかかっているのにも関わらず希少が故に、なかなか治療や、薬などの進展スピードが遅いので、それをすすめる働きかけに協力してもらいためです。
患者さんやご家族は苦しくても、前向きに、治療やリハビリに前向きに取り組まれ病気と闘っている方々を知ってもらい助けて欲しいからです。

理解して元気づけていただき、ヘルプもして欲しいからです。

アントニオ猪木の「元気があればなんでもできる」ではありませんが、病気と闘うのは最後は免疫です。
(だからといって怪しい免疫療法にはだまされてほしくありません)
闘っている方々に免疫をあげるために、明るく、元気にいれるように元気づけて欲しいのです。

少し話しが横道にそれますが、なので、私は、ご家族やご遺族の闘病の痛みや苦しみや悲しみのブログに対しては、それでお気持ちがすこしでも、和らぐならよいと感じるものの、 あまり いいね などはさせていただいていません。
それは、悲しい、辛い状態を見て、頑張って闘病されようとしている方やご家族が、ネガティブな気持ちになり免疫を下げて欲しくないからです。
脳腫瘍の患者さんは、深刻な病理に分類されても、できた箇所や、その人ご自身の免疫やらパワーで余命を乗り越え、前向きに頑張っていらっしゃる方々も実際多くいますし、皆頑張っています。

ドラマ 「アンメット ある脳外科医の日記」についても、気が向けば私も見てみようとは思いますが、同様の傷病の今まさに闘っている患者さんやご家族も見てしまうこともあるかもしれないというご配慮だけはしていただけたらよいなと願います。

 

→(追記)山崎福也投手も勇気ある投球で、無事二勝目あげましたし、アンメットに関して、少しネガティブな話を上記に書きましたが、自分も逃げずに、見てみようとアンメットの見逃し見てみました。1話目は、患者にとっても、勇気や元気を与えてくれる内容のように感じました。嗜好は人それぞれでしょうが、いいドラマに思えました。

ヒロインの恋人?の脳外科医の「あなたは障害のある人は人生を諦めてただ生きてれば良いと思ってるんですか。」と言う言葉がささりました。



前ブログのリブログで、下記イベント、会場参加の余裕あるようです。
リモート参加もできるようですし、一般の方々も是非、ご興味ある方はイベント参加し、ドラマとは違う現実も知っていただき応援して欲しく感じます。

 

予告先発投手 | 公示 | NPB.jp 日本野球機構


今日は、日本ハムの山崎福也選手が予告先発です。彼も闘って余命を乗りこえたアスリートです。応援お願いします。

 

(追記)→今日はナイスピッチでした!爽やかな笑顔に元気もらってます。

次の登板も期待です。