今朝、テレビで放映されていましたが、

ChatGPTの第二弾である「sora」は動画の生成能力をつけたようです。
これが近いうちに実用化、商品化されたら、CMでの俳優起用はいらなくなりますし、動画作成時間が長くなれば映画まで作れそうです。

犯罪などへの悪用防止で、今は実在の人物の動画への取り込みなどはできないように制限してあるそうですが、例えば、この技術と人間の脳科学が進展すれば、亡くなられたとても大切な方の脳の記憶、性格など一切の情報を取り込み、SF映画のようにお亡くなりになり体はなくなっても、コンピュータの画像の中で生きているように会話すらできてしまうこともいつか?近いうちにできてしまうのだろうなとも思いました。
 

そうなると、クローンにおける倫理的な問題も出てきます。技術的にできたとしても簡単には実現にはいたらないことはさておきまして、希望するご遺族が切望したとした場合、高額の支払いがあれば、技術的にやれるならトライする技術者なども出てくるのではないかと、妄想などして、少し怖くなったりもしました。

大切な方をAIで残しておけるとしたら、ご遺族の悲しみは、ほんの少しは和らぐかもしれません。

でも人間は人間であって、人間の脳が完全に複製できたとしても、人間は短い長い、幸福、不幸せ色々あるけれど人生がそれぞれあって、そしていつかは終わるものでもあって欲しいとも思います。

もちろん、自分より若い方が先に行かれたらすごく残念で、自分の子供ならそれは身が切られるくらいに辛いとも思いますが。

 

現在、脳腫瘍や難病の治療の将来を握る鍵は、再生医療にあるとも言われ、熱意を持たれて再生医療を研究されている学者さん達は無数にいらっしゃいます。

例えば、手術や治療で失った臓器、脳をクローン細胞を使って復旧させようという考え方です。

 

でも、この技術も発展すれば、人間そのもののコピーができてしまいます。

実際、動物はクローン動物やペットを既に作れているとの話題もあり、中国では亡くなった愛犬の細胞や猿などの残った細胞からそっくりな犬や猿を既に作っているという情報などもあります。

AIにしてもクローンにしてもどごまでこうした技術が進むのだろうと考えると怖くなります。

私としては、AIやクローンの発展も人類では大切なことかもしれませんが、古い考えかもしれませんが、

 

私は、どこかのお坊様がおっしゃってたことですが、「人間は人間であって、そして憎い病気や突然の事故にあってこの世を離れることは誰にでもありえて、それは残る人にしたら身をきられる位に辛い別れもあるのですが、でも意味のない人生など一つもなくて、先に行かれた大切な方は、人間が人間なら誰もがいつかは経験することや、貴重な人生を決してなくすことのできない苦悩を乗り越えていく道や、それでも強く生きていくことを教えて、人生を力強く支えてくれる」ということを信じたいと思います。

 

と、いいつつも、A難病やがんなどを治す治療や薬を早く作って、皆、長生きして欲しいという矛盾した気持ちは強くもあります。


私のようなブログを記載してますと、ブログ上で親しく話していただいた方や、その大切なご家族の悲しみによく出会います。
私もすごく悲しく残念に思います。

 

でも、残られた方は、どうか、胸が張り裂ける思いもあるでしょうが、亡くなられた方の分もとても幸せに暮らして欲しいと切に願います。

阪神D2位・門別、5歳で脳腫瘍…妹・心奈さんの名前を刺繍したグラブ持ち込む「気持ち入れて頑張れたら」 - サンスポ (sanspo.com)

今年は、阪神のドラフト2位の門別選手も応援していきたいと思います。  
 

脳腫瘍で亡くなられた妹さんの力を、パワーに変えて娘さんの分も活躍してくれることを祈ります。