サッカーにおけるエゴイストってどんなイメージでしょうか?
ブルーロックという漫画が一時期トレンドになってゴールに対しての貪欲な姿勢がまず思い浮かぶのではないでしょうか。。
要はエゴイスト=ストライカー(FW)という感じですよね
エゴイストとは自己中心的な人、利己主義者。他人の感情や利益を二の次にする人物を表すようです。
この本当の意味を解った上で今回のブログを書いていこうと思います。
先日、息子の試合を観戦に行きました。
相手は他県のチームで県内でもトップリーグで活動するチームです。
その試合息子のチームは珍しく3バックのフォーメーションを試していました。
フォーメーションは3-4-3で3センターバック、2ボランチ、両サイドにはWB、3トップという感じです。
息子のプレースタイルから考えると左WBでの出場が予想できますが、実際は左CB。
CBはほとんど経験した事が無いのですが、試合開始5分ほどはなんとなくCBっぽい動きをしていたように見えました。
もちろんいつものようにサイドから仕掛ける回数も少なく、基本は守備の意識を強く持ってポジショニングしなければなりません。
開始5分ほど経ちプレーが途切れた時、ボランチの選手となにやら話をしていました。
その直後にコーチに何かを伝えてCBとボランチが入れ替わりました。
試合後に息子に聞いた所、自分がCBでは攻撃が弱いから俺とポジションを変わってくれと言った→ボランチの選手がコーチに確認を取らないと・・と返す→コーチの元へ行き自分が前でやった方が得点できるから変わって良いかと確認→コーチは苦笑いでOKというこんな流れ(笑)
その後、ドリブルで中央突破を仕掛けてファールを受けてFKのチャンスをもらいました
距離でいえばゴールから約20メートル
中学生ならペナルティボックスへ流し込み得点を狙う所ですが、コーチに結果を出すと大口を叩いた手前があったのか、そのFKを直接シュート。
見事なのか奇跡的なのかはさておき、直接決めてしまいました。
別日の試合でもこんな事がありました。
この日は同じ地区のライバルチームとの一戦
今まで3戦行っていますが3勝0敗でその3戦ともスタメンフル出場しています
前日の試合で何かあったのか、後半がスタートしても息子の姿はありません。。
この日の試合は0-4で負けていました
残り時間5分という所で息子が出場して左サイドからのオーバーラップでゴール前へ良いクロスを上げたのですが惜しくもゴールならず、その後も左SHへインカーブのスルーパスを出したがこれもゴールならず。
結局敗北となりました。
当の本人は自分が出場した5分を監督が評価してくれたからそれ良いと。
2年生になってから得点力を課題に取り組んだ息子は現在ではディフェンダー最多得点、最多アシストを更新中です。
私は自分が活躍できる場所やプレーの選択は絶対に譲らない
これがあらゆるポジションにおいてのエゴイストではないかと思っています。
現に息子はクロスを外したFWに対しては怒りませんが、自分がフリーで抜け出した時にパスを出さない選手には試合中であろうが関係なく怒ります。
勝つた為の選択をしなかった選手には容赦なく、友人だろうが関係ない
全員が一つの勝ちに向かってそれぞれがエゴイズムを貫く
この考え方は高校年代で必ず必要な事だと私は思っています