梅雨ですね。。
雨の試合観戦は傘かカッパか迷う所です
今日は育成年代のドリブルトレーニングで私が疑問に思っている事を書いて行こうと思います
ドリブル塾やチーム、スクールでのドリブル練習でよく見かけるのはカラーコーンを使ってのトレーニング
イン、アウト、ロール、ダブルタッチなどジュニア時代は色々な足技を使ってカラーコーンをジグザグに動くのを見かけます
このトレーニング自体は息子もジュニア時代によく行っており、パターンさえ覚えれば一人でも出来る言わば自主トレ用のメニューだと思っています
ただこのトレーニングを複数の選手がいるのにやる必要があるのかというのが私の疑問です。
例えばカラーコーンが5つ縦に並んでいると仮定して5つ目のコーンを抜いた後の選手の動きはどうでしょうか?
スピードを緩めて列の一番後ろに並び直すようなシーンを想像しますよね
試合中にこんな動きをする事は絶対にありません。
ドリブルで相手選手を抜いた後は必ずシュート、パス、クロスなどの何らかのアクションがあります。
スピードを緩めて足を止める事は絶対に無いのです。
何故、ゲームで無い動きをするのかというのが私の疑問です
私がもし指導者であれば5つ目のコーンを抜いた後に対面で待っている選手に強いパスを出してここでフィニッシュにします
もっと言えばパスを出した後に受けての選手をスプリントで追い越して初めて流動的な感覚のトレー人ングになりませんか?
こういったシーンは試合中によくあります
ドリブルで剥がして前線の選手に縦パス、受け手の選手がポストで受けたなら出し手の選手が走り込んで落としのパスをもう一度受ける。
こんなプレーは試合中に当たり前のように存在します
そもそも5つも6つもコーンはいらない
複数人が参加するトレーニングならディフェンスに順番に入って1対1をドリブルで剥がせばさらに実戦的になるはずです
このよく見かけるコーンドリブルはドリブルの目的がハッキリと明確にしないトレーニングをしています
カレーを作るのに最後のカレールーを入れないのと一緒です。
逆に目的さえ変えてしまえば沢山の異なったドリブルトレーニングになります
コーンドリブルのフィニッシュをシュートにしたりクロスにしたりするだけでドリブルで抜いたあとの選択肢が広がります
違う言い方をすれば色んなトレーニングの中にコーンドリブルを追加すれば良いという言い方も出来ます。
私は高校年代のトレーニングなどをよくYouTubeで拝見しますが、やはり強豪高校となるとより実践的で流動的なトレーニングをされている印象です。
ジュニア時代からこういった実戦的なトレーニングは必要だと思い、こんなブログを書いてみました
Xで日常を発信しています