最近やけに更新が多いブログ。

 

特に理由は無く、ただ書いておきたい事があるだけの事です笑

 

今日は2年程前に少年団のボランティアコーチとの立ち話で思わず関心した話です。

 

私達家族は正月休みを利用して妻の実家に帰省していました。

田舎というのは大阪と違い、長期休暇期間であっても学校のグラウンドを解放しており誰もが入ってグラウンドを使用しても良いというとても素晴らしい環境が整っていました。

 

私は暇そうな息子を連れて自主トレがてら妻の母校で身体を動かしていました

そこへ地元の少年団が初蹴りのトレーニングを開始したので、邪魔になってはいけないと思い少し離れた所に移動しました

 

するとそこへ少年団の監督らしき方が声を掛けてくださり、「息子さん上手ですね~一緒に練習どうですか?」と言って頂いたのです。

正直私は驚きました

大阪から帰省しているという話を聞いた上で快く一緒にボールを蹴ろうと言われるのもそうですし、息子を練習に入れた所でこの少年団には何のメリットも無くただ子供が増えるだけなのですから

 

その後、少しお話した内容がまた驚きでした。

記憶している限りそのまま書きたいと思います

「ウチのような田舎の少年団は1学年の人数がまったく足りないんです。でもそんな中でも稀に特別上手い子が出てくるんです。そんな時は僕から地元のJ下部へ行く事を勧めて本人がその気ならそっちでやってもらいます。せっかくの才能があるならその方がいいですからね、将来〇〇県を代表してくれるような選手になってくれれば嬉しいですね」

 

普通に仰ってましたがこれって欧州でよく聞く育成システムそのものでは無いかと思いました。

 

欧州では地元でサッカーを楽しむ子供達にサッカー好きの大人がコーチをして日本で言う少年団のようなチームが多く存在し、実力のある選手はコーチからどんどん上のレベルのチームへ推薦される、その行きつく先がプロチームの組織だと聞いた事があります。

 

これはサッカー好きの国民全てが才能のある子供を取りこぼさないように協力して国の代表選手を育ているようなものだと私は思います。

 

日本(特に大都市圏)のようにキャリアアップを目的とする移籍に関して嫌がらせをしたり、セレクションを受けるならチームを辞めてからだとかくだらない事をやっているのが非常に無駄なことだと感じます

 

私が出会ったこの田舎の少年団の監督さんの目に見えてるのは自分の教え子が日本代表になる姿だと思いました。

 

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