先日のアジアカップにて日本代表が敗戦となりました。

 

この試合を観戦してその後の世間のサッカーファンの意見などを自分なりにチェックしてみましたが、目に入ってくるのはCBの板倉選手への批判ばかり。

私は息子がディフェンダーというのもあって少し違和感を感じました。

 

確かにイランのロングカウンターの戦術に板倉選手の裏を取られるシーンが何度かありました。

イランチームがこの板倉選手の裏を狙っているのは私のような素人が観ても解るのになぜサイドバックはラインの調整をしてカバーリングへいつでも行けるポジションに修正しなかったのか。。

 

富安選手やキーパーの鈴木選手もプレーの最中になぜディフェンダーへのポジション修正のコーチングをしなかったのか。

 

森保監督がイエローが出た時点で板倉選手を交代させるべきだという意見も見ましたが、私個人的な意見は選手交代するなら3バックシステムへの交代かなと思いました。

 

そうなると攻撃時はサイドバックを使って守備時にはプレスバックする事で5バックを形成する事ができるのではないか・・

 

ロングカウンターを作戦として用いるチームはどうしてもカウンター時の人数が掛かっていない時が多いし、今の日本代表は前線の選手の個の力は相当強い方だと思います。

前線の個の力が強ければ自ら仕掛けてシュートまで持って行く事が出来るのでディフェンダー陣はロングカウンターのみを警戒するのに集中できるのではないかと考えていました。

 

まあ、私も素人のサッカーファンなので色んな意見の一つとして書いてみました。

 

私は息子に失点の責任をセンターバックとキーパーの責任にするのだけはやめろと言っています。

一年近く、ジュニアユースのサッカーを観戦してきてどこのチームも完成されていないと感じるのがセンターバックです。

 

もし息子が今ほどのスピードが無ければ間違いなくセンターバックをジュニア時代に徹底的に理解させようとします。

 

なぜならセンターバックというポジションを完璧にプレーできるのはキーパーの次に少ないと思うからです。

そしてジュニア時代からディフェンダーを専門としている選手が圧倒的に少ないからです。

高校年代までチームの主軸としてやるのが目的なら「守備職人」は間違いなく有利です。

 

息子はレフティーで足が速いのでサイドバックの方が有利性を感じただけなのです。

 

これからジュニアユースに上がる6年生の保護者さんは感じるのは、守備が得意という選手がどれだけ有利かというのを実感すると思います。

 

11人制になればCB、SB、ボランチ、キーパー、11人中の7人は守備の能力が求められます。(フォーメーションにもよる)

攻撃特化として起用されるのはたったの4人。

セレクションというのは妙なものでテクニックで目立った選手が合格するのが多いのに試合では守備能力の高い選手が必要となる。

 

私は日本のジュニアサッカーの育成で守備戦術を取り入れているチームやスクールがあまりにも少ないのが少々気になります。

 

板倉選手の次の代表戦での活躍を期待しています。