災厄のさなかに、人ができることは限られているいたずらに期待せず、絶望もせず、いま起きていることに淡々と対処し、疲労のうちにまどろむ。そうして「永遠の足踏み」に耐え、単調さを克服する唯一の足場は、災厄でさえ抹殺できない「希望」を支えに自分の職務をこなす、という「誠実さ」でしかない。(外岡秀俊『震災と原発 国家の過ち』)白井聖郎さんのSimplogを見る