マイクロ一人通販ビズコンサルタント
チカミです。
以前、このブログで、
商品はあなたが好きなモノ
というコンセプトを書きました。
それに対してコメントをいただきました。
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千頭さん。
はじめまして。
ブログ拝見しました。
:
(一部省略)
:
私が読んだ本に、
「商品はあなたの好きなものではなく
お客の求めるモノを売りなさい」
と書いてあります。
千頭さんが書かれている事と
反対の事なので、気になって
メッセージしました。
これってどっちが正しんですか?
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混乱させてしまったようで
すみません。(^^;;;
好きなモノでなくニーズのあるものを
売れって言われているのは認識しています。
僕も
会社組織で、スタッフもいて、
資金もあって、、、
などであれば、
1人通販のようなスタイルは勧めません。
1人通販は
モノではなく人で売っていくから
です。
スタッフが辞めると売上げゼロ
のやり方なんて、
会社では採用できませんし。(笑)
そのような状況では、
スタッフや店長の売りたいモノ
より
求められるモノ
即ち
ニーズの方が優先
であるということですね。
で、メッセージいただいたセオリーに
なるんです。
でも、僕はそれとは違うやり方で
結果を出しましたし、
今も強く思うんですね。
一人通販は何を売るのではなく、
誰が売るのかを重要視している
って。
そして、このトレンドは今後ますます
主流になっていくと断言できます。
そんな時に、
お客さんが求めるからと言って
あなたに一切の思い入れが無い
商品を売る
ということを続けていけるでしょうか?
ネットで売る場合には、あなたとお客様
の接点はWEBのページになります。
もう少し具体的には、文字であったり、
写真や動画であります。
あなたの想いは絶対にそこに反映され
ますよ。
たとえば、
商品の写真が製造元から配布された
資料用の商品写真を掲載していたり、
もっとすごいのになると、商品紹介文
もそのまま掲載していたりします。
どのサイトでも全く同じ画像と説明文。
値段まで一緒で、、、
こんな経験ありませんか?
勿体ない話です。
売る気が無いと思われても仕方ない
くらいのレベルですね。
まさに、
お客様が求める品さえおいていれば
売れるだろう。
という考え方です。
これで商売を成立させているのは、
やはり圧倒的な品ぞろえか、
強力な仕入れルートがあって、欠品を
起こさない、あるいは起こしてもすぐに
仕入れ可能な状態のお店だからでしょう。
商品数 = 資本力
です。
中途半端にマネすると痛い目にあうのは
確実です。
上記の例のような商品販売をライバルが
行っているのであれば、一点突破の
一人通販には大チャンスです。
一気に狭いカテゴリーで日本一になること
ができるでしょう。
★重要★
ただし、
いくらその商品が大好きで思い入れが
あっても、そもそも商売として取り扱って
良いのか?
ということは、しっかりと検討しないと
いけません。
あなたが世界一その商品が好きであっても、
あなた以外の誰も欲しくない商品じゃ
仕方ないですしね。(笑)
そこで今回は
その調べ方について書いてみようと
思います。
まず最初に答えを書きますね。
1.ライバルがいること
2.NO1になれること
3.リピート商品であること
4.低額でないこと
5.商品仕入れは掛けで支払えること
が重要です!
以下簡単に解説します。
1.ライバルがいること
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ライバルがいるということは
悪いことではありません。
逆にライバルが皆無というのは
明確な理由がないと売っては
いけません。
明確な理由というのは、
・あなたが開発した新商品である
などの合理的に納得できる理由です。
そうで無いのにライバルがいないと
いうことは、
ほぼ儲からない商品
と言っても過言ではないでしょう。
なぜなら、販売したが、売れないので
撤退した可能性が高いからです。
ライバルの動きを観察することで、
一定のニーズがあることを
つかみ取ります。
2.NO1になれること
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ライバルがいるほうが良いと書き
ましたが、それも程度問題です。
圧倒的なNO1がいる場合、は競争を
避けた方が無難です。
○○といえば、○○
と一般の人の認知が浸透している場合
この商品を扱う、あるいは同コンセプト
では勝ち目がほぼありません。
その場合には、その商品をちょっとズラ
した周辺商品を取り扱う方が良いです。
あなたが好きで取り扱えるかは、
大前提ですが。
3.リピート商品であること
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一人通販の弱点は、商品数が1つ
の単品か、あるいは圧倒的に少ない
ということです。
ですので、比較的低下価格な商品の
場合には、リピートが期待できる
商品であるというのは重要です。
4.低額でないこと
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3でリピート性について書きました
が、もし、リピートしない商品で
あれば、低額で無いことは必須条件
です。
ただし、高額商品を売るのは大変
ですし、最初のうちはモチベーション
を保つのも辛いと思います。
年に1回1000万円の商品が売れるより
毎月80万円の売り上げがある方が
精神的に楽です。(笑)
また、通販ということを考えると
送料はつきものですが、
商品に対して送料が高いという
印象を与えると売れにくくなります。
たとえば、
100円の商品を800円の送料で買うか?
と言えば、多くの人が躊躇するでしょう。
これは、商品に対して相対的なもの
なので、商品代20000円に対して800円の
送料は躊躇する割合が下がるのは
あなたにもわかっていただけると
思います。
5.商品仕入れは掛けで支払えること
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リサーチの結果、商品が決定しても、
仕入れルートの確保は大切です。
今ネットでも仕入れができますが、
とんでもないのが、
先払い
で仕入れないといけないサイトがある
ということです。
気をつけましょう。
もし、先払いを利用するのであれば、
支払いはカードなどではなく、現金で。
そして、その分価格交渉して支払い
ましょう。
案外多いのが黒字なのに商売が
続かない状態に陥ること
(会社なら黒字倒産)です。
これは、帳簿上儲かっているにも
関わらず、都度の現金回せずに、
支払いに支障が出て商売
ができなくなる状態の事です。
日々の現金を回すために借り入れなど
して、利子で利益が飛んでしまうと
何のために通販しているのか
わからなくなりますしね。(^^;;;
ということで、
売りたい商品が決まったら、
一度この5点に着目して
客観的に冷静に、
売っていくかどうかを自己レビュー
してみましょう。
また、書きますね。
新しい通販の形。
エッセンスをまとめて学べます。
↓




