フルトヴェングラーのベートーベン
ベートーベンの「運命」はカルロス・クライバー/VPOの名盤を愛聴盤としてよく聞いていたが、
聞きくらべしてもほかの指揮者/管弦楽団ではいまいちパッとしない。
では、フルトヴェングラーをオンラインで聞いてみようとすると、
海賊版が多くて、古い音源で聞いていてもストレスが残ったりしていた。
それでも時間があれば、歴史的な名盤として名高い1947年の録音を探してネットを放浪していた。
オンラインで探す限界があるのかと感じながら、『1947年5月27日盤』を聞いてみて「良いなぁHMVレビューも満点だし」これかなと思った。
しかしレビュー内に記述された『1947年5月25日盤』があることを知り、
気になりつつ引き続き捜索して、たまたま検索に引っかっかったRIASの全集をHMV(下記リンク)で調べると、
かの宇野功芳さんが絶賛していた。「(中略)今まで、われわれは3日目の27日盤をベストに挙げて来た。しかしaudite盤の出現により、グラモフォン盤に比べ、明らかに音が優れている。こうなると、今後は25日盤こそフルトヴェングラーの「運命」のベスト・ワンになったのである。」
ITUNES(下記リンク)ではApple Degital Masteringまでされて登録されているではないですか!!
(ITUNESでは楽章毎に購入可能)
聞いてみると目の覚めるようなLive録音で、Liveに強いフルトヴェングラーを実感することができて感動しています。
資産家が音源を買いあさり楽章毎にベスト盤を出していた時代を考えると、
安価でこの25日盤が手に入るオンラインの時代も捨てたもんじゃないなぁと思ってます。
(この古い音源を復活させるデジタル技術にも感謝)
フルトヴェングラー RIAS放送録音全集 日本語解説書付き| https://t.co/oFskoeY00Q @HMV_Japanより
— TOS2000 (@tos2000m) April 26, 2023
ITUNESリンク
Edition Wilhelm Furtwängler: The ... - https://t.co/mNd8cSFz1k #iTunes
— TOS2000 (@tos2000m) April 26, 2023