僕が参加させて頂きましたピースボートという団体は

基本6人で1組の班をつくります。



内田 友義@rorian55?のブログ
写真は、僕が属させてもらった班。


一人多い7人で活動させてもらいました。


とは言っても、マスクを付けている彼は一日目からトラック班での仕事。

僕は3日目からトラック班で仕事をしました。


彼らとは2日目まで共に仕事をし、朝、夕のご飯を共にしました。


僕と右から2番目にいる方以外は全員大学4年生の子達でした。



同じ「志」を持っているというだけで、こんなに仲良くなれんるんだと驚きました。


色んな話をしました。

熱い話、アホな話。


みんな、超いい奴らでした。

10歳以上年は離れているのに、考え方に感銘を受けたたりしました。


東京に帰ってきても、飲んだりしようぜ!みたいな感じになりました。


僕は、いい年だけど人見知りで、最初はちょっと距離感あったのですが

2日目に下痢になって、

それがきっかけで

ちょっとした、いじられ役になってしまって。

でも、それで仲良くなれて、色んな話して。


もう一回言います。


みんな超いい奴らでした。



結果的に彼らと共に仕事した最後の日の2日目の仕事は

少し雨がふっていたこともあって、


ピアノバーみたいなお店の掃除でした。

作業する前の店内の凄惨さは津波の恐ろしさを垣間見ることができました。


トイレはヘドロまみれ、

店内はヘドロが乾いて、灰のようなものが一面に覆いかぶさっていました。


僕らは一生懸命掃除しました。

夢中になって掃除しました。


「明日から営業再開できるくらい綺麗にしようぜ!」

「震災前より綺麗にするくらい頑張ろうぜ!」


自分で言うのもおこがましいですが、

僕らは本当に綺麗に掃除しました。


次の日、写真でオレンジ色のビブスを着ている班のリーダーから聞いた話です。


掃除が終わり、その店のオーナーとオーナーの娘さんに掃除後の店内をチェックしてもらった時の話。


綺麗になった店内を見て、オーナーの娘さんは泣いて喜んでいてくれたそうです。


きっと、色んな感情が湧いたのだと思います。


当日の震災や津波の恐怖。

今も続く避難生活。

変わり果てた町並み。そして店。


でもまた綺麗になったお店を見て、感激してくれたんだと思います。


それを聞いて頑張ってよかったと、役に立ててよかったと心から思いました。

ていうか泣きそうになりました。



感動をもらったのは僕のほうです。



ボランティアに行きたいと思っているけど、

役に立てるか不安に思っている方へ。


与えられた仕事を一生懸命頑張れば

役に立てます。

一生懸命頑張れば

あなたの気持ちは

被災者の方に伝わります。



同じ日本人の

同じ時代を生きている人たちの

最大の危機です。


助け合うことが、今必要です。