オリンピックが行われた国は、5年後に悪しき兆候が出てきて、8年で凋落する、などと言われます。

長野五輪の4年後に民主党政権発足、6年後に東北の震災が発生。

何が起きているのか?

 

オリンピックの聖火は、オリュンピア遺跡の採火式で太陽光により点火され、ランナーを経由して会場の聖火台に点火される。この点火の瞬間にその土地にギリシアの神々が降りる。良き神も悪しき神も。

そして、これらの神はその国に悪貨を以て繁栄と腐敗をもたらす。

 

悪貨は良貨を駆逐する。徐々にその国の経済から悪徳が栄え、選挙では裏金が横行することで政治は腐敗し、悪徳の議員が企業と不徳を為して外国に通じ、民を蔑ろにし、自己を見失ううちに天災が起こり、治安は乱れて大いに民の怒りを買って国は混迷に陥る。

内乱リスクがあるとはいえ、隣国からの侵攻を受けるのは稀である。隣国も五輪開催国相手に悪徳の儲けが出来るから、攻め込む事よりも商売相手としての魅力のほうが勝るからである。

末にあるのは経済の低迷と将来不安。ただ、現在は開催国をIOCが経済基盤などを基準に選ぶので、直ちに国民生活が破綻するような事態は起こりにくい。これを耐えきった国は人材を得て、新しい局面に至る。それまでに粛清をすると改革ではなく革命が起きて流血を強いられ、事と次第によっては隣国の関節支配か独裁体制で数十年の低迷期に入る。

 

即ち、オリンピックは悪しき経済の契機をつくるのである。

これが分からなかったから、今まで対策できなかった。

霊能者は見え難いものが見え、聞き難いものが聞こえる、第六感による感覚的優位性がある、と見られがちですが、全知全能ではないうえ感性にバラつきがあります。特に低位のモノが霊能を与えている場合はわざと見逃しているのか、と思えるくらいに酷い。そういう不確実性で肝心な部分を見逃す事もあり、霊能者自身の言語化能力の無さも相まって信用を落としがちです。

 

基本的にオリンピック後の経済的腐敗対策と、粛清を回避する事、格差から生まれる新しい支持層の取り込みなど体制改革を目指し、それら方針を立てておく事を志向する必要がある。

やってはいけないのは政敵の粛清と、外国にアイデンティティを持つ自国民を昇進・権限を持たせる事。特に後者は悪法を通したり、法匪として自国民を食い物にする。なので、有名無実の地位を与える。

東京五輪から既に3年、気付くのが遅いとは思うのですが。

 

聖火台に居座る悪しき神をして経済を正常化させるには、できればラブラドライトを供えるのが良い。

本当は、聖火台設置の段階でラブラドライトを埋め込んでしまったほうがいのですがね。

ラブラドライトは悪貨を駆逐し、悪徳の者を衰退させる。善なる者は勝利を得る。

光沢がなく心惹かれない、グレードの低い原石はやっすいですし。

 

東京五輪のリスクは、戦争特需の発生で悪徳が栄える可能性がある。

とか言うと、今から軍事関連とそこに絡む素材を製造する企業の株が買われて、悪徳投資家の栄を作ってしまうんだろうな、などと思う。

国内も悪法と不良外国人を擁護する悪徳政治家の専横で、第二次大戦後の欧州みたいに移民導入による治安の乱れの深刻化が予測されるので、今から欧州の二の舞にならないように対策しなければならない。

 

政治家はカネというものを再定義し、利用する側であり続ける思考を根付かせる必要がある。

「金は価値がある間だけ利用できる。信用が落ちれば価値が下落し、奪い合いになり、資本主義は瓦解する」

カネの価値があるうちは買収できる。カネの価値は信用という目に見えないものだけで担保されている危ういものである、という本質を忘れないでいただきたい。

交渉の余地がなくなった時に「奪ったほうが早い」と奪い合いになり、カネの価値はなくなる。他人が奪って手に入れたカネは殺して奪ってしまえ、という発想になるから。このとき、奪わない人は善良であるが、それこそ「真面目な人が損をする世界」である。それを歓迎する人はごく一部だ。果たして、それは国家経済の理想形なのだろうか?

故に、交渉の成り立つ善良な人がカネの価値を担保しているのである。

カネの価値を担保する側になっていただきたいところです。

 

 

【追記】

ソチ五輪が2014年。その8年後の2022年2月にウクライナ侵攻。

ロシアはまるで、五輪の忌み開けを狙って開戦したかのようです。