子供の頃、TVでみてて、その後離れたもののプロレス観戦に帰ってきて12年。
ここまで、印象的で、泣いた試合は初めてだ。




さ~て、今回の大会は。

・感涙のオカダ、大阪ラストマッチ
・オスプレイの流血必至のラストマッチ
・ブライアン・ダニエルソン大阪降臨

の3本です。


(コロナ明け、初めての満員札止め!普段使わない席まで開放)


■棚橋弘至 vs オカダ・カズチカ

退団する(した)オカダ・カズチカと棚橋弘至のシングルマッチ。
2012年2月12日、凱旋したてのオカダ・カズチカが、無敵の王者棚橋弘至を倒した、世にいうレインメーカーショックを思い起こさせるこのカード。
自分がプロレス観戦に復帰したのが、同じ2012年の12月の大阪。レインメーカーショックこそ目の当たりにしそびれましたが、オカダの軌跡と共にある観戦歴。
とは言え、オカダ推しでも何でもないですが。なんなら無敵時代はアンチ気味でしたね。

そんなオカダのラストでここまで泣かされるとは。

最初に涙腺が崩壊したのは、棚橋の入場で『HIGI ENERGY』が流れた時ですね。

流れたらいいな。もしかしたらとは感じてたんですが、実際にイントロ流れた瞬間に落涙。



そしてオカダの入場。ファイナルマッチでもないのに、レインメーカードルが舞う中での、大オカダコール。その歓声にもウルッときました。



試合は、2012年のオマージュマッチのような展開。棚橋は重くなりましたが(^ ^)。オカダが勝つと思っていても、ちゃんと棚橋が勝つんじゃないかと思わせてくれたり。やはり面白さお約束の組み合わせ、これで最後となると寂しいですね。



レインメーカーが決まって試合終了。
最後にリング上で、たたえ合い抱擁する2人にこれまた落涙。いい試合でした。



(大オカダコール)

 

■ザック・セイバー・ジュニア vs ブライアン・ダニエルソン

まさかブラダニを生で拝める日が来ることになるなんて。
AEWのおかげで、ここ数年でジョン・モクスリー(ディーン・アンブローズ)、クラウディオ・カスタニョーリ(ゼザーロ)、ブライアン・ダニエルソン(ダニエル・ブライアン)と元WWEのスーパースターを見れる機会が増えました。


ザックとブライアンの試合は、ほとんどロープワークもなく関節技メイン。濃厚でねっとりとした展開のまま、終始ハラハラ。これを35分やり切れるんだから、見てる方も肩に力入ってしまいます。至極の対決でしがまだセミファイナル。あと今年はザックにIWGP巻いてもらわないと。


■ユナイテッド・エンパイア vs バレットクラブ ウォードッグス

オスプレイのラストマッチは、思い出にふける試合でなく反則裁定なしの金網マッチ。
終われば試合時間は65分。バラエティーな凶器や、状況、流血がてんこ盛り。アレやコレやのバラエティマッチとなりました。最後はオスプレイ1人が開いて5人に追い詰められフィニッシュ。
こういうイレギュラーマッチでいて、出場していた外国人選手が格を落とされること無く。中でもUEは若手のアキラとオスカッターを伝授されたカラム・ニューマンの2人と、フォークや椅子20脚、アイテム箱ごと持ってきたWDは全員は、格上げと言っていいでしょう。(こんな試合を出すオスプのやさしさよ。)



敗れこそしましたが、最後は大オスプレイコールのエンディング。そしてここでもやはり泣ける。
ここまで人気レスラーになった事も改めて実感しました。




(パートナーと抱き合うラスト)

オカダ、オスプレイが去り、他にも退団した選手もいて、時代は巡っているんですね。次の世代、ポスト・オカダ、ポスト・オスプレイは現れるのか。やはり長く見続けるのはいい事ですね。