スティムソン エステート セラーズ メルロ[2010]
STIMSON ESTATE CELLARS MERLOT
週末の家飲みワインです。
先週にこのワインを手がける『シャトー・サン・ミッシェル』のセミナーを受けてきまして、
そのお話を思い出しながらの家飲み。
セミナーを受けてて思ったのは、ワシントンワインの作り手さんが日本でセミナーを行
うとお話の重点は自分のワイナリーやワインの事より、ワシントンというワイン産地が
いかに素晴らしいか!といった産地について語り、その中で、自身のワインがどう表
現されているか。とみんなでまずはワシントンを広めていこうと言った、意気込みを感
じます。
他の国だと、もちろん産地については有名だし皆知ってるでしょ?を前提に話すので
自分とこのワインの話になるのは当たり前ではありますが。
皆で協力しあっているのを見ると、なんか応援したくなりますよね。
さてそんな訳で家飲みにワシントンワインをチョイス。
希望小売でも1732円。POL販売価格で1386円
これは安いですね。価格はもう文句なし!!
この『スティムソン 』は、メルロ、カベルネ、シャルドネの3種類。この2月に日本に初め
て入ってきたブランドですが、このワインを手がけているのは、ワシントンワインを牽引
する作り手の『サン・ミッシェル 』
この『スティムソン』はそのエントリーワインとも言える最もスタンダードなシリーズ。
これがエントリーワインとして片付けてしまうには
惜しいっ、あまりにも惜しいっ!!
そんなクオリティ。飲んだのはメルロ。
試飲会などでワシントンのワインを色々と飲む機会があったんですが、様々な品種が
ある中でメルロの印象がどれもいいんです。(ちなみに白はリースリング)
ワシントンワインの作り手さんがよくわ「ワシントンの気候は、良年のボルドーが毎年の
ような感じ」なんて言うんですが、確かにちゃんと日に当たって熟したブドウの良さがあ
ります。
部屋置き常温保管ですが、ちょっと寒い日だったんでワインの温度は気持ち低めから
スタート。
温度もあって少し引き締まった印象はラズベリーなど少し酸味を感じるベリー感はカリ
フォルニアのメルロほどにジューシーではなく、そこまで熟す手前で摘みとった果実の
ような印象。ボルドーとカリフォルニアの間って感じ。
グラスで温度上がると、香りと味わいに柔らかさが出てきてメルロのもつ優しさと果実感
がUP。
しっかりとした味わいにあわせて、チェリーやイチゴの軽快さもあって、この価格帯として
は出来すぎなくらいに色々な味わいを探し出せる仕上がり。
樽は使ってるようですが、少し使ってるかな?と思わせる程度。変に樽でリッチさをだそう
とか考えて使っていないもの好印象。
家飲みワインとして十二分に楽しめるだけの価値のあるワインですね。
飲んだ後、味わいがフェードアウトでなくく、どこかピシッと引き締めて〆る感じは肉料理
でもグリルでなく、すき焼きとか甘さのある調理の時にいいかも。
ワシントンの押しが通年を通して良好ヴィンテージのボルドーな例えをしますが同じ価格
でいわゆるボルドー系品種を選ぶなら本家ボルドーよりワシントンがパフォーマンスの高
さは光ります。レストランさんのグラスワインとしてもいいんじゃないでしょうか。
スティムソン エステート セラーズ メルロ[2010] (750ML)赤
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