【3/3】もう最終日・・・
お仕事3日目。そんでもってカスターニャ滞在の最終日。
はやい!はやすぎる!!なんならもう少し延長したい気分です。
そんな名残惜しい最後のお仕事は『ブドウの収穫』。
ブドウの収穫といえば早朝!
手作業なら暑くなる前に、ブドウも温度が上がらないうちに。
そんな話を色んなワイナリーで聞いてたわけですが、カスターニャ
もその通りで朝6時集合。
畑からみる朝焼け
昨日の火事注意の暑さはどこへやら。曇りだわ風強いわ、しまいには
軽く小雨が降るほど・・・
寒いっ!
思いっきり、半袖半ズボンに日焼け止めクリームに水と準備万全だった
のにぃ~。
今回は、息子のアダムが作る『アダムス・リヴ』用の白ブドウを収穫。
トラクターが牽引しているカゴ3つを満杯にすべく、ひたすら、ブドウ
を採ってカゴへの繰り返し。よさげなブドウを選んでバケツに掘り込ん
でいきます。
作業人数は、お手伝いの人も加えて6人!
作業する事約4時間ほどで、トラクターのカゴも一杯に。
→
約4時間の成果。
普段畑の見学すると、ブドウの粒1つ摘んで食べたりするんですが、
せっかくなんで贅沢な味見なんぞを
1房まるごとガブリッ!!
これは旨い。甘みたっぷり、十分このまま
イケます。
ちなみにアダムスで使うブドウはカスターニャ近くにある『インディゴ・
ヴィンヤード』という契約畑。この畑のブドウは『カスターニャ』以外
にも『ブロークン・ウッド』でも使われているこの地区でも人気の畑。
3つカゴ(1箱約500kg)を畑にある建物まで牽引。それぞれのカゴの
重さを量って後日収穫分が請求されるって流れになってます。
カゴ下のグレーの部分が計りになってます。
この計測が終わったら、次のブドウを収穫しに移動。今度はシャルドネを
2箱満杯にします。少し腰にきました
最終8時間弱かかって収穫作業終了。ワイナリーに戻って収穫したブドウ
を倉庫に入れて本日の業務終了!選果などの作業は明日からのお仕事にな
ります。
今日の仕事も終わったって事でアダムも帰宅。彼とはココでお別れとなり
ました。
仕事が終わったと言う事は、おなじみビールの買出しで町へ。ついでに
つまみも購入して畑眺めながら「かんぱ~い!」。
ディナーには『アダムス・リヴ』と『ジェネシス・シラー2005』。さらに
オッデーロ(イタリアワイン)を開けてくれました。
ご馳走様です。
あとキャロラインからビオディナミで使ってるプレパラートとかいろいろ
見せてもらったり聞いたりと、なかなか摩訶不思議なものでした。
へびのマルこげとかミミズとか。
501プレパラート
石英を細かく粉砕。雨水に混ぜ、牛角(雌牛角)に詰めます。
それを夏の期間土に埋めておいてから使用。
土の中に埋めるのは太陽の熱と光を吸収貯蓄させる為。こ
のプレパラートが持つ光エネルギーは、植物の物質代謝を
促進させます。
ビオディナミグッズいろいろ
まる焦げに焼かれたヘビ。
ミミズとかもわんさか居ました。
お世話になったジュリアンとキャロラインともお別れ。明日は朝早いんで
ここでサヨナラの挨拶になりました。
ここに来るまではさすがに不安がありましたが、正直楽しい!
ワイナリーを見学するのとはまったく違うオモシロさ、3日だけのお手伝
いでしたけど、正直もうちょっと手伝ってみたかったね。
明日からは西海岸パースへ移動。
1日だけ一人でのんびりフリータイムを満喫します。