【2/25】アデレードへ


一行はシドニーから飛行機でアデレードへ移動。
さぁ、ワイナリーだ!!と思いきや『STAR OF GREECE』でランチ。


STAR OF GREECE かなりの人気店


ここのカフェは、2年前のツアーでもランチ食った場所、もうその海の眺めが最高!。
テラスから海を見ると「なんとイルカ発見!」イルカ見れるとは幸先いい感じです。


イルカです!浅瀬に迷い込んでました。



仕事の写真じゃないな、コレ…


ここの4本のワインと食事。
なんかワイナリーツアーでなく、ワインを飲むツアーって気がしてきました。しかも
飲んでるワインのほとんどが泡と白。赤ほとんど飲んでないや。(ここでもリースリン
グ比率が高い)

ワインとビーチを堪能したところで、いよいよワイナリーへ向けて出発(今からかよっ!)
一行を乗せたバスは、最初のワイナリーダーレンベルグへ。


迎えてくれたのはワインメーカーのチェスター・オズボーン。彼のガイドで畑とワイナ
リーを見学します。

PWCのラインナップだけでも38種類。日本未入荷のアイテムなんかもあり50種類近
くのラインナップを持つ巨大ワイナリー、かと思いきやそこまで大規模でもなく意外とフ
ツー。品数を考えるとむしろ小さいくらいかも。
自社畑が約200ヘクタール、その他マクラーレン・ヴェイルの農家からブドウを購入し
てワインを作っています。


チェスターとデッドアームズの樹

ワイナリー施設の近くにある樹が、フラッグシップとも言える『デッドアームズ』の樹。
最大で60年の樹齢。しかし20年置きに根元で樹を切って新しく育てるんだとか。ソレ
の方がブドウが長生きするそうで。 もちろん根っこはそのままですよ…。

畑に農薬は使わず、しかも土を掘り返して耕す事もしないそうです。土を耕すと酸素を必
要をしない虫と酸素を必要とする虫のバランスが悪くなるから。やっぱ作り手によってい
ろいろと違うモンです。


ワイナリーには1927年から今でも現役の木樽や160年前の木製のプレスなんかも。
かなり物持ちのいいワイナリー。


160年前からのプレス

前回の時にも登った巨大タンクに今回も登ってマクラーレン・ヴェイルを一望。ちなみに
このタンク1つで750ミリワインが2万ダース分。

その後待ち構えるのが、やっとのテイスティング。
前回の訪問時は27種類の内5本程度が白で、後はローヌ系赤品種のかなりヘヴィーなラ
インナップでしたが、今回は・・・

18種類!内白ワインが6種類。
これなら大丈夫!

完成したての、ボロボロのテイスティングルーム(失礼!元倉庫)で、日本未発売のアイ
テムや新商品などをワインメーカーの解説とともに次々と。
さすがに初日って事もあって、余裕余裕。

チェスターへの質問で
「なんでここまで細分化するのか?」
と聞いてみると
「同じ畑のある丘でも上としたでは味も違えば収穫の時期も違う。
そのそれぞれの良さと違いを楽しんでもらう為」

なんだそうです。

その通りに同じ品種を使った別シリーズを飲み比べるとホントにそれぞれの
個性があって、ここまで違いを出せるのは、何度飲んでも凄い!

今回の試飲では『ハイトレリス 』と『フットボルト』の2本がかなり好印象。


テイスティングもこなしたかと思いきや、そのままレストランでちょっとした料理と共に
パーティー。さらに新たな4種類も追加して夕暮れ時を満喫。


1軒だけで1日終わってしもーた。



そのままアデレード市内に戻ってチェックイン。
一行は夜の街に繰り出していきました・・・

明日からワイナリーツアーらしくなります。