~バロッサが生んだ伝説のワインメーカー~

ピーター・レーマン・ワインズは、1979年、大手ワイナリーから一方的に供給契約を打ち切られ、困り果てた栽培農家のブドウを買い取り、バロッサを守る為にピーター・レーマンが私財を投じ、設立した会社です。
1980年代後半にワインが供給過剰になり、ブドウの木を引き抜くごとに政府から奨励金を出した時代、ピーターレーマンがブドウを買い続けなければ、19世紀から続くバロッサのブドウ畑の多くが消滅したと言われています。

1840年代にドイツから移住し、このバロッサの土地を開拓。この界隈にドイツ文化圏内を造り、様々なヨーロッパ文化が持ち込まれました。その中に、フィロキセラ蔓延以前のシラー(エルミタージュ)があり、この当時植えられた樹は、今や樹齢100年を超えた自根のシラーズが沢山現存しています。

栽培農家からブドウを買い取る事を行いバロッサを救ったピーター・レーマン。ピーター・レーマン・ワインズでリリースされるワインのブドウの約98%を今でも栽培農家から買い取っています。バロッサのブドウ畑は全体の80%が独立した栽培農家が所有。移民時代から6代7代と引き継がれてます。これらそれぞれの栽培農家からブドウを調達し、その数180件以上、900を超える畑のブドウを自由自在に組み合わせられたワインが『ピーター・レーマン』のワイン。

現在250の畑からシラーズを調達。フラッグシップとなる『ストーンウェル』はその年の最高のブドウを使ってる刳られます。その為、ブドウの出来により毎年使われるブドウの畑は異なっています。またストーンウェルに使われなくとも、独特の個性を持ったブドウとして評価されると、その畑の名を付けた単一畑ブドウとしてリリースされる事もあります。その年の出来で若い樹でも100年を越える古樹でもスタンダードレンジの『バロッサ・シラーズ』に混ぜられる事もあります。

ピーター・レーマン シリーズ
【バロッサ・レンジ】
P・レーマンの屋台骨とも言える、もっとも売れてかつもっとも力を入れているシリーズ。
バロッサという土地で収穫されるそれぞれのブドウの個性と良さを味わえる、お買い得でいて手のかかったシリーズ。
【セラーリザーブ】
現地ワイナリーのセラードアと数量限定生産・リリースされるシリーズ。オーストラリアではこういった現地に訪れた方だけが買えるシリーズがあり。その内容もかなりプレミアムなものから実験的なものまで様々。

【アンバサダー・レンジ】
最上級とも言えるTOPレンジ。数ある契約畑の中からその年のいいものを選んで使用。
全てのワイン用のブドウは買取でおこなっているピーターレーマン。その契約農家はこのレンジで使ってもらおうと毎年切磋琢磨しています。ちなみに下のレンジと最上級では買い取り価格の差は10倍近くになるそうです。

【クランシー】
飲みやすさや親しみやすさをイメージしたオーストラリアワインらしさをイメージしたブレンドワイン。


【インターナショナル・セレクション】
輸出向けに作られるリーズナブルな価格帯のシリーズ。アジア圏のほかにも北米やヨーロッパに輸出されています。
 





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