忘年会とでもいいますか、まぁ飲み会。


お友達ん家のセラーにあった『ラ・ターシュ D.R.C. 1986』

をいつぞやに飲もうと話しにあったんで決行!!


ラターシュ開けてもらうんだからと、家から持ってきたのが


『カレラ ジェンセン 1992.』

家にあるワインで、最も(?)エエワイン。


まぁ、それでも比べりゃ、0ゼロ、1つ少ないですけどね…


2つのピノノワールを、Souple でお任せしたコースと一緒に。



ワイン屋店長のワインメモ-20081205-3

ん~、壮観なツーショット!


ラターシュ 1986

 数年セラーなしのまま部屋置きだったそうですが、さすがそんな事みじんも

 思わせない程。

 やや酸化のニュアンスはありますが、まったく問題ない範囲。まぁセラー保管

 続いてたらまた違ったかもしれませんが。

 抜栓10分あたりから、イッキに香りが花開いて満開。トリュフやキノコ、あと

 ジャムの甘い香り。

 都度飲むごとに味わいを違って、一口目の凝縮感からその後はシェリー酒

 のような酸と口の一箇所でほんのりと甘み。鼻からフ~っと抜けていく香り

 すらエエ感じ。 余韻もさすが。

 グラスが大きいので30分ほどしたら、徐々に酸化が加速。

 

カレラ ジェンセン1992

 秋に来店した際にもらったサイン入リ。

 ジェンセンの飲みごろを聞いたら、92はもう過ぎたくらいとの事でしたが、

 いやいやまだまだ。さすがにラターシュと比べたら分が悪いか、複雑さや

 見せる味わいの変化は少なめ。

 酸が思った以上にしっかりしていたおかげで、まだ閉じた感じ。

 もう少し、置いといてもよかったか?

 ラターシュのグラスで酸化が見られる頃から、今度はカレラは開いてきて

 飲み合わせはよかったかな。


 もう、家にはこんなワインないぞ、どーする??



で、お願いしたコースのお料理

ワイン屋店長のワインメモ-20081205-1
吉川さん家のかぶらのスープ

ワイン屋店長のワインメモ-20081205-2

前菜盛り合わせ
とうもろこしのムース、フォアグラのカナッペ
トリュフバターのトースト、鴨肉のパテ、茸のテリーヌ


ワイン屋店長のワインメモ-20081205-4

フォアグラのロースト

ラターシュの熟成からのキノコっぽさと良く合います。

ワイン屋店長のワインメモ-20081205-5

オマール海老のフリカッセ
季節のお野菜を添えて

野菜の硬さ加減といい、海老のプリプリ感と甘さがなんとも。
この程よい味の濃さが白ワインでなくピノノワールでもOK!

ワイン屋店長のワインメモ-20081205-6

シャラン産窒息鴨のロースト

鴨ウメェ~~~!ジューシーさとミルキーな味わいも

ワイン屋店長のワインメモ-20081205-7

鮎缶のラグーペンネ

 店舗で売ってる鮎缶を使ったラグーでペンネ。

 ちょっとピリカラ具合で食欲がさらにすすむのです。



デザートのキャラメルアイスは子供に食べられたんで写真なし。



ごちそうさまでした