当ブログに立ち寄って下さり有難うございます。

いつもはキナ臭い話ばかりしていますので、たまにはちょっと違うお話もしてみたいと思います。

 

最近、

日本は円安の影響もあってか諸外国から多くの人々が訪れる様になって来ました。

ヨーロッパ圏は元より隣の中国、朝鮮半島、ロシア、ASEAN諸国。

果てはイスラムやアラブ圏からも頻繁に訪れている様ですね。 私はどちらかといえばマクロ的に物事を採る方なので細かな問題、すれ違いはあるでしょうが大系として

は良い事だと思っています。

 

言語の違いでみますと数十ヶ国語が入り混じるもう立派な多国籍国家になりつつあると云っても過言ではないでしょう。こういった現象も今は物珍しさで日本食、日本語が持て囃されて都市部や観光地がメインになっていますが全体的にこ慣れていきますと彼らも日本に対し深化していき、そこに暮らす人々の真の姿に触れたいと願う様になるのは人類の必然的欲求だろうと思います。

そうなりますと日本人も『日本に来たんだから日本語くらい話せる様に・・・』的

態度ではまずいだろうという事で英語くらい覚えなきゃという事になっていくのでしょうが、東京や都市部にお住まいの方は覚えた英語を使える場面には恵まれそうですが地方ではまだなかなかそこまでは機会に恵まれそうにもありません。言語は覚えても使っていないと忘れます!ホントに。そこで私の経験からお話ししたいのは是非これから中高年の方は「音楽」を始めるのが良いと思います。若い頃アングロサクソンの男女と関わる機会があり彼らと寝食共にした事がありますが、私も覚えたての言葉を身振り手振りで接し彼らもそれに応えてくれていましたが或る時、我が家に招いた際ソファーにあったギターを見て『誰が弾くのか』と尋ねてきました。

当時、私も父も弾きましたので二人して演奏したのですが、大変盛り上がりとても愉しいひとときを持てた記憶があります。それ以来、彼の私に対する眼差しが変わったのを鮮明に記憶しています。彼らの日本人に対する正直な印象は『堅苦しく働く事しかせず決して本音を云わない人たち』と云うのが率直なところで彼らの人生に対する価値観即ち『人生とは楽しむために天から与えられた期間であり、どれだけ多くの経験を体験できるか』と大きく違うので心から理解し合える相手とは思っていないというのが大系的な感覚だと思います。尤も最近は違う見方をする個人も増えてきたようですが。その後の彼は自分の家族の話、自分の考え方など極プライベートな話をしてくる様になり明らかに日本人にも自分たちと変わらない感性があるんだと理解したのだと思います。言語を一生懸命覚えるのも良いでしょう、ですが来たるべき時代は右脳の時代でもあります。音楽(楽器)を演る事はそれ自体愉しい事でもあり音(周波数)で自分を表現する事は天(宇宙)と繋がる手っ取り早い方法でもあります。

ファーストコミュニケーションの方法は必ずしも言語だけではない事を理解して貰えれば本望に思います。また昔からよく言いますね、音楽は世界共通の言語。またこうした一面もあります『芸は身を助く』。

第2次世界大戦末期、ロシア進駐の最中、背走する独軍高級将校が見つけ次第根絶やしにすべきジュダのピアニストと名乗る男と或る廃屋民家で遭遇し、その真偽を確かめる為 其処にあったピアノへ向かわせ弾かせた一曲に心撃たれ、部下らに見つからぬ様最後まで匿ったという実話もあります。『音楽』は誰の手にも持てるものであり且、人の在り方をも変える力を持つ偉大なものでもあります。経済経済でひた走ってきた日本ですがそろそろ生き方を転換して行く時が来たと感じる今日このごろです。

 愛と喜びの星:木星より              ありがとうございました