ト書き -3ページ目

ト書き

趣味の舞台観劇やライブのレポート書いていきます。

『林ゆみ子』さんが出演していた、朗読劇【ひまわりの唄】を観劇してきました。
 
  • 観劇日:
2023年06月11日 20時30分〜
  • 場所:Stars☆Tokyo
  • 劇団/団体:スターズシアター
  • 料金:3,500円
  • 情報:出演者さんのtwitter等
 
 

劇場前の案内版

 なし!
 

twitterでの感想はこちら。

 

 

皆さま、いいね、リツイートありがとうございます😊

 
 

~注意~

このブログの内容はネタバレを多数、というかガッツリ含んでいます!!!

スターズシアターさんは、動画販売、もしくは今後販売される可能性もあるので、ネタバレを見たくない方は注意してください。 

 

こんなお話

 
「ひまわりの咲く季節にまた逢いましょう。」
亡くなる前に夫と娘にそう言い残していた〈松井美里〉。
それから数年後…
 
ひまわりの前で手を合わせ、美里を想い出しながらの〈松井智也〉、〈松井美夏〉の親子の会話。
父親として気になる美夏の恋愛話…を上手く逸らされつつも和やかな親子。
 
そんなある日、いつものようにバーテンダーとして仕事をしている智也のもとに、親友の〈向井直人〉が飲みにくる。

智也に対し、かつて活動していた、音楽の再開を促す直人だが、かたくなに断る智也。

 

そんな中…一人の女性が店内に入ってすぐに出てしまう。

が、その姿を見た智也と直人は驚愕。それは、亡くなったはずの美里そっくりの女性であったため。

 
というより、若い美里本人。
その後の、智也たちと若い美里との会話から、何故か美里は約30年前からタイムスリップしてきた模様。
 
現代では既に美里は亡くなっている、そのことを必死に隠しつつ、新たな生活をしたいと願う智也、そして美夏。
 
東京観光を3人で楽しみつつの約1週間。。。そして…
 
 
 
ひまわりが綺麗に咲くのは約1週間という。
その1週間という期間だけの奇跡の出来事。
 
バーカウンターの中と外での多少動きを出しつつも、台本を持ち読みながらの朗読劇形式で展開される、、、
心優しき親子が体験する不思議で温かいハートフルコメディ。
 
 
ちなみに…美里の両親は千葉の…そして病院が近い…
あれれ?これってこのスターズシアターさんの別作品との関連性が…まさかあるのかな?
 
 

役者さんたちの感想

 
『林ゆみ子』さんは二役。
〈松井美里〉と〈松井美夏〉…あと少しだけ〈ストーリーテラー〉役も。
 
美里と美夏は親子とはいえ、現代編での美里はタイムスリップしてきているため、ほぼ同年齢…
少しだけ美夏の方が上かな。(多分)
しかも今回は朗読劇なので、声だけで違いを表現しないといけない。
なので…私が聴いていた感覚では、美里をベースとすると少し高めの声が美夏、といった違いかな。あと、美夏の方が活発なイメージです。
 
なお、おそらく亡くなる直前…かな、のバージョンの美里も冒頭とラストで登場するわけですが、そのときは年相応の落ち着いた感じ。
それに母親としてでもあるからか…慈愛に満ちた雰囲気でしたね。
 
そして、タイムスリップしたときの記憶も残っているので…2度(通常時間軸と、未来と)も同じ人を好きになって…のくだりとか…なんだろうな、昨年も観劇して、で今作もほぼ同じストーリー(だったはず)なので結末は知っているはずなのに…グッときちゃいますね。
 
ちなみに…記憶が残っているなら…
戻った後から30年で何が流行るか、どうすれば儲けられるか解るよなぁ〜と邪推しちゃったボクは心が汚れていますね♡
 
まぁ少しでも未来を変えたら、智也や美夏とも逢えない可能性もあるので…そんな未来より、自身が幸せと感じる方を選択したのでしょう。
 
そんな慈愛に満ちた美里。
突然タイムスリップしてきた若い美里の戸惑い、そこで過ごすうちに徐々に表れる優しい美里の素顔。
声と表情と雰囲気で表現する様は、優しい ゆみ子さんならでは。
更に、美夏もやはり親子だなぁと感じる、母親を想う優しさを伝えてくれる。
 
なお、美夏と智也の、美夏に彼氏いるのかどうか論争では、何とか話は逸らして誤魔化していましたが、これは父親に似たのかな、嘘をつけない性格かもですね笑
 
明るくも優しい美夏は、智也と美里の正に向日葵のような娘、そんな姿を連想させる朗読を、聴かせて魅せてくれました。
 
 
 
『前川大樹』さんの〈向井直人〉、そして〈ストーリーテラー〉役。
智也、美里の親友である直人なので、智也と話すときの口調は遠慮無く…
ただ年齢はおそらく智也と同年齢の53歳なので、あえて低めの声、でもしゃがれ過ぎない風で喋っていた感じですね。
 
若い美里に再会したら、すぐに告白したりとかのチャラい感じですが、きっと3人の中ではムードメーカーだったのでしょう。
外見とは裏腹で真面目な智也を直人がからかい、美里がニコニコ笑っている。
そんな関係性だったのかなぁと妄想。
 
ちなみに智也には、一生ROCKだろ!、と焚き付けはするものの、でも一緒にやろうとは言わなかったので、、、
直人はバンドをやっていなかったのかな。
 
 
 
『原口勝』さんの〈松井智也〉。
序盤での美夏との日常にて…イタリアンを食べて…ってくだり。
何気に金持ちなのかもしれぬ。
 
美里が亡くってからも、良好な親子関係を連想させてくれる智也と美夏の序盤の会話。
 
そんな関係を繋いでくれたのも、きっと美里の言葉とひまわり。
 
その美里が返ってきてくれたのだから…そりゃ必死になるよね。
 
美里のことをとても大事に想っているからこそ…
現代では既に亡くなっている美里に、その事実を必死に悟られまいとする智也だけど、不器用すぎて嘘がバレバレ。
 
当然美里にも嘘だということはバレており、つまり現代においては自分はもういないんだ、という事実に美里は気づきながらも…
 
智也に対しては、「相変わらず(だったかな?)、嘘が下手なんだから…」と。智也の優しい嘘にも気づいているわけですからね。
きっと、美里は智也のそんなところにも惹かれたんでしょう。
 
ちなみに今回、若い智也はラストにちょろっとだけ登場しますが…美里のセリフから、当時から嘘が下手だったみたいですね。
 
ラストの告白シーンは、今作唯一登場の若い智也よね。
若いときから真っ直ぐで、そして30年経った今も芯は変わっていないんだな~と思わせてくれる若智也の言葉と表情。
 
そうなんですよね。
美里や美夏の優しさだけではこの作品は成り立たない。智也の持っている、智也の優しさも合わさることで、大きな向日葵になる作品。
 
そう思わせてくれる智也を勝さんが魅せてくれました。
 
 

 

スターズシアターさんでの個人的、恒例の集合写真ね。

左から

前川大樹さん、林ゆみ子さん、原口勝さん。

 

と!劇中にバーカウンターに飾ってあった ある意味 今回の主役のひまわり🌻

 

 

P.S.

 
終演後のこのバーは、ダイニングバー営業に移るので、毎度の如くお酒を嗜むわけですが…
 
今回、せっかくなので ひまわりに ちなんだお酒を注文したところ出てきたのがこのカクテル🍸

メチャメチャ綺麗な色じゃないっすか!!!

 

 

そして下に沈んでいたミントチェリー。

 

ひまわりを食べたことがないので、ひまわり味かどうかはわかりませんが!←

 

マンゴーが入っているだけあって、その甘味。

そして下にいくほど濃くなるアルコールに、程よく効いているカルーアが良きアクセントになって、とても美味しかったです。

(それっぽい酒レポ)

 
 
今作ですが、私がこのスターズシアターを知る前から創られた作品とのことなのですが、″タイトル″と、″ひまわりの花言葉″は受け継ぐものの、内容はちょいちょいと異なっています。
 
私が初めて観た今作は、どちらかというと智也が主役で、バンドマンとしての話が主軸だった(はず…うる覚え)
その内容がとても好きで…
 
でもこの朗読版になってのハートフルなお話もとても好きですね。
太陽の光をたくさん浴びた、向日葵のような温かさに染みる作品でした。