小説始めるよー!(偉そうな・・・。

切ない感じになると思うんですが、どうぞヨロシクお願いしますデス。

小説の題名はタイトルにもなってますがー「奇跡の7日」です。(題名からして楽しくはなさそうだな・・・。

※なんかー似たような設定が他にもあると思うから・・・パクリではないんですけどね。

楽しくは読めないかもしれないですが・・・まァ、頑張ります!



The first episode story.

            ~涙~





奇跡なんて信じてなかった

 

     そんな言葉、絶望にさらされた時の人間の足掻き



      でも、本当にあったんだ


 


  ─奇跡が─

     






一月九日、キミは死んだ。

原因は事故にあったから・・・そんな一言で済んでしまう現実を受け止められなかった。

 

涙は、出ない。


だって、目の前にキミがいるんだもん。

肌は元々白いだけ。目をつぶっているだけ。眠っているだけ。

もうすぐしたら目を開けて、「おはよう」って笑顔で言ってくれる。


わかってるよ、死んだってことぐらい。

ココロが止まっちゃうの。

トクン、トクンって、今まで聞こえていた鼓動が、聞こえなくなっちゃうの。




家に帰っても、頭が回らない。

途中で私のことを言っているような会話が耳に入ってきたけれど、気にならなかった。

ふと、時計を見た。

12時06分、まだ学校には5時限目6時限目が残っているだろうに。

私は学校へ向った。


教室に入るとクラスメイトが目を見開いて視線をこっちに送った。

気にしていないような素振で席に着いた。


「ね、ねェ・・・兎月さん・・・・・・?」


数人の女子が私に声を掛けてきた。


「何?」


「あの・・・何でここにいるの?」


「今日平日でしょ?学校に来るのは当たり前だよ」


「そうじゃなくて・・!天野君今日の朝事故にあったんでしょ!?何でこんなところにいるの!!?」


「病院になら、行ったよ」


「・・・・・・どうだったの?」


「死んだ」


周りは目を見開きざわめいた。


「何で・・・なんでそんな平気にしてられるのよ!!あんたの恋人でしょ!?」


「普通にしてたらおかしい?人が死ぬなんて毎日テレビで聞いてることでしょ」


ありえないというような目で私を見る。

教室の空気に呆れた私は席を立った。




家には帰らず、帰り道にある川沿いの芝生に腰を下ろした。

静かに空を見上げる。

何も考えてはいない、思ってはいない。


「何してるの?こんな所で」


不意に後ろから声がした。

振り向くと同じ学校の生徒の ─涼平 隼人─

いつでも冷静沈着で、学校一の不良と呼ばれている生徒会長。

私のことは琉牙を通して知ったらしい。

琉牙とはライバルのような関係だったらしく、一緒にいる時間も多かっただろうから。


先輩に当たる人なのだが、挨拶はせず、そのままでいた。

足音で彼がこっちに来るのがわかった。

そして私の隣で腰を下ろした。


「無視?良い度胸だね」


「何か、用ですか?」


「天野 琉牙、死んだらしいね」


「そうですね」


「悲しくないんだ?」


「悲しんでも、戻ってくるわけでもないですし」


私は・・・いつも素直じゃない。

キミが死んで、外の風景が変わったわけじゃない。

クラスメイトが変わったわけじゃない。

だけど・・・・・・。


「素直じゃないんだね

そんなこと言って自分を守ってるつもり?

逆効果でしょ。

アンタ本当は悲しんでる


      泣きたいんでしょ?」


そういって私の顔を自分の胸板に押し付ける。


この人が、琉牙と重なった。

この世にもういない琉牙と。


そんな時、今まで感じたことない感触が頬にあった。

生暖かくて、目が濡れるの。


静かな川沿いに、私の咽び声だけが響いた。





End

To episode 2