こんにちは、とーるです。

ジャパンスティールチャレンジは私が最終目標にしている国内最高峰のスピードシューティング競技です。通称「ジャパン」とか「JSC」と呼ばれています。

今回はそのJSC練習会に初参加してきました。ステージ数は最多の8ステージ。1周フルで撃ってきました。
使用銃はもちろん、やえやまカスタムM586・ガスリボルバーです。


【結果】
いつものようにガスブローバックガンを使う常連さんが集まるなか、リボルバーは私だけ。

いちおう126秒のトータルタイムで11人中7位の成績でした。ほぼ初めてにしては決して悪くは無いかもしれません。終盤は慣れてきましたが序盤は本来の実力を出し切れなかった印象で、焦って外す場面がありエマージェンシーリロードによってトータルタイムを悪くしてしまいました。


【得意なステージ、苦手なステージ】
「スティールチャレンジのラウンドアバウトを撃ちます」のお決まりセリフで有名なラウンドアバウトも体験。正直このステージは嫌いです。配置がPPSのステージ5をもっと難しくしたような感じで、ただでさえ苦手な配置なのにターゲットが遠く小さいので大変でした。
一番好きなのがファイブトゥーゴーというステージ。等間隔で置いてあって一定のテンポで撃つことができる事から、リボルバーにとってはダブルアクションの引きも安定し命中精度を保ちやすいステージです。

普通に速い!と言われるほどに、このファイブトゥーゴーはスムーズに撃てました。少なくとも私とリボルバーにとってかなり相性の良いステージだと感じました。次からは他のステージも含めていかに一定のテンポで同じ力で引き金を引けるかを考えたいと思います。難しい競技であればあるほど重要な事です。


【コンディションに注意】
スティールチャレンジは殆どのステージで最も遠いターゲットが6~6.5mと遠いためかなり難易度は高めです。ライブカート式のリボルバーにとっては性能限界に近い距離ですから、アンリミティッドやPPSと違って機種を選ばないとリボルバーにとってはかなり難しい競技と言えるでしょう。

言い訳みたいになりますが、このくらい難易度の高い競技となるとガスブローバックガンとのスペック差を明らかに感じるようになります。 


事実としてリボルバーは種々のハンディキャップをいかに克服するかが重要です。ただでさえ命中精度が不安定である事から銃のコンディションにも気を遣いますし、弾数が少ないので焦る気持ちを抑える強いメンタルも重要です。



【競技と命中精度試験の違い】

今回撃っていて気がついたのが、ゼロインが上に少しズレていてそれで遠くのターゲットを外す事が多かった事でした。


終盤になってようやく光学サイトのドットと着弾位置がズレている事に気がつきましたので、最初から気づいていれば本当はもっと軽快に撃てたのになぁと悔しさがあります。


ただでさえ難易度の高い競技ですからちゃんとゼロインしないとダメだなと思い知らされました。

特に、事前に自宅でゼロインのための命中精度試験を行っていたはずですが、実際に競技で撃つと少し変わっている感じがしました。ダブルアクションの引きのスピードが実際の競技と命中精度試験で微妙に違っていて、それがどうやら手ブレの違いを生み出して着弾位置のズレに少なからず影響している可能性があります。


【新型スピードローダー大活躍】
今回良い話もあります。新しいカスタムスピードローダーの効果は絶大でした。カートリッジをかなり装填しやすくメイクレディでのストレスがかなり解消されました。


【練習を終えて】
課題もたくさん出てきましたが、改めてやえやまカスタムはJSCでも普通に通用する性能を有するライブカート式リボルバーであるという手応えを強く感じました。

リボルバーシューティングの醍醐味はハンディキャップに甘える事ではなくハンディキャップを克服しようとする強い意志を保つ事です。精神論かもしれませんがシューティング競技は本当にメンタルが重要です。


まだまだ私の夢は始まったばかりです。