こんにちは、とーるです。
この前、全ての計測を完了したガスリボルバーのスピードシューティング適正を検証するシリーズ。

全13機種の中でも特に優秀な成績をおさめたのが【やえやまカスタム】ガスリボルバーです。

コクサイスピードコンプと同点2位となった競技専用に作成した【マッチカスタム】、お座敷から屋内サバゲー、スピードシューティングまでこなせる【フリマ仕様】などバリエーションがありますが…

当ブログで散々私は「やえやまカスタムは命中精度を飛躍的に向上させるカスタムです」と宣伝を行ってきました。

しかし結局のところ、 元のクラウンガスリボルバーの箱出しから一体どれだけ命中精度が上がっているのか?ということに関して具体的に数値化したことは無く、謎のままでした。

【かなり簡単に計算できました】
実は計算に必要なデータは既に揃っています。検証で計測した命中精度の試験項目の点数を比較すれば良いだけでした。

【箱出し品】
カスタムベースであるクラウンガスリボルバーM19箱出し品の命中精度は44点です。これを基準にどれだけ命中精度の性能が上がったのかを算出します。

【フリマ仕様】
ポップ搭載バレルのフリマ仕様。命中精度の点数は71点でした。

これを箱出しと比較すると、

71÷44=約1.61

ということで、やえやまカスタムは少なくとも元のクラウンガスリボルバーより1.61倍の命中精度と安定性を持つことになります。

やえやまカスタムを施したことにより命中精度61%アップと表現できます。


【マッチカスタム】
非常に優秀な成績をおさめたマッチカスタム。普段のシューティング競技で私がメインで使用するとっておきの機種ですが、命中精度は圧倒的な82点でした。

82÷44=約1.86

なんと、やえやまカスタムマッチカスタムは元のクラウンガスリボルバーよりも命中精度が86%アップしています。

恐るべき性能です。


【ただし初速は】
やえやまカスタムは、高い命中精度に加えて特注の59%スプリングによる速射性能の高さも売りです。

しかし、その分、クラウン特有の高い初速を削ってスピードシューティングに必要な性能を確保したモデルです。初速を犠牲に命中精度とトリガープル性能、耐久性などを向上させており、その結果初速性能は元の6割ほどしかありませんので、エアソフトガンとして完全な上位互換とは言い切れないことには注意が必要だなと思います。