こんにちは、とーるです。

やりました!本日のPPS競技、自己ベスト更新&目標だった50秒切り達成です!

【今回の店舗リザルト】
※部門が異なるため順位はありません。今回リボルバー部門は私1人でした。
まだ機種が入力されていませんが、紛れもなく私が作り上げたクラウンモデルのカスタムガスリボルバー【やえやまカスタム】で掴んだ記録です!

【自己ベスト更新+50秒切り達成!】
シューティングの基本は体幹だと信じて、一日に何度も何度もホルスタードロウをして足腰を鍛えて、道具も納得行くものを揃えて、そして何よりクラウンモデルのガスリボルバーを研究しまくって到達した記録。

正直自分でもびっくりするほどの上達ぶりで、3回目の挑戦にして49.24秒というタイムをたたき出す事ができたことが驚きです。

【フラグシップモデルをスペアガンに用意】
今日はお昼に事前練習をした事もスムーズに競技に入ることができてよかったのかもしれません。

 練習では、この前投稿したやえやまカスタム・フラグシップモデルの新作も少し使いました。なかなか良い仕上がりでしたが、やはりいつも使っている方のやえやまカスタムは当たり個体のバレルを厳選している分命中精度や安定性が高く、59%スプリングによる軽いトリガープルもあって性能は上に感じます。
フラグシップモデルは本番ではスペアガンとして備えていましたが、プライマリーが最後まで故障無く撃ちきることができましたので出番はありませんでした。

【恐怖の月替わりステージ】
さてPPS競技の最終ステージは月替わり。今回は画像のようなステージでした。
これが実はなかなか癖のあるステージで、参加者の皆さん苦戦していました。

それはなぜか?まずは下の図を見てください。

PPS公式ブログより引用:https://ppsblog.militaryblog.jp/e1139505.html
あれ?簡単そうじゃね?ってぱっと見は思いますよね。

これを実際にシューターズボックスから見たらどうなるか。
なんと手前の円形プレートがレクタングルの射線と完全に重なってしまうためプレッシャーを感じます。誤射の可能性も高いです。

【攻略法】 
今回私は最初に競技を終えた参加者の「端に寄れば見やすくなる」という言葉をヒントに、右足を極端に寄せた体勢で撃つことで対応。

ボックスのぎりぎり右端まで寄せた右足と上半身の軸が一直線になる体勢とすることで、辛うじてすべてのターゲットがズレて並んで見えるようになるためかなり撃ちやすくなります。

イメージが難しいかもしれませんが、右足の膝を正面に軽く曲げながら右足にかかる体重を受け止めつつ、なおかつ左足は体重こそ乗っていないが地面を確実に掴んでいる体勢。ただし体の重心は前でなく常に後ろにある事が重要。

【残念ながらオススメはしません】
私の行った右寄せ撃ちには1つ大きな問題点があります。右足に体重が乗るのに重心は後ろにあるアンバランスな状態のため射撃時に体がぶれてしまう可能性があり、最悪の場合膝を痛める恐れもある負担のかかる体勢となります。


【中国拳法と日々の鍛錬】
しかしながら、普段から中国拳法や護身術の理論をスピードシューティングに取り入れて足腰と体幹を鍛える方針で練習している私にとっては、決して無理のある体勢ではありません。むしろよくやっている簡単な事でした。また、以前参加したアクションシューティングATPFでは壁からのぞき込んで撃つステージもあったので、その時の経験も生かされました。

【うっすら夢の先が見えてきただけ】
なにはともあれ、1つ壁を乗り越えた気がしてほっと一安心です。

しかし、PPSリボルバー部門の上位には、 トータルタイム40秒を切る人が普通にいます。ライブカート式ではない場合がほとんどではありますが、部門は同じなのでそれらの機種をも圧倒できるようになる必要があります。
 次の目標は45秒を切ること。これはライブカート式ガスリボルバーでは並大抵の事では無いでしょう。少なくとも今までのように簡単には行かないはずです。おそらく競技結果の話題も減るかと思います。

そもそもPPSは夢の通過点に過ぎません。いつかジャパンスティールチャレンジで結果を残すための通過点に過ぎないのです。

夢はまだまだ始まったばかり。

しかし、この1人のシューターの小さな一歩も、クラウンモデルのリボルバーを競技で使う者としては大きな一歩となることでしょう。


…無駄に壮大な締めくくりになってしまった感が否めませんが、ブログをお読みになって下さっている皆様方いつも本当にありがとうございます。


より一層精進いたします。