こんにちは、とーるです。

こちら、最強のエアコキハンドガン、「クラウン&マルイ・スライドストップ・シグザウエルP228・ニコイチカスタム」です。

クラウンモデルからスライドストップシリーズの新作であるP228が出ており、実はこれがすこぶる評判が良いです。
サバゲーでエアコキハンドガンを使用する事を考えた時 、スライドストップがかかる仕様があればその分有利になります。弾切れが撃つ前にわかるので無駄に相手の射線に身を晒さなくて済むためです。

通常ゲームのサイドアームはもちろんエアコキハンドガン限定戦では特に使い勝手が良く、一気に有利になります。
さて前置きが長くなりましたが、クラウンモデル・スライドストップエアガンをサバゲー使用する事を考えた場合における最大の欠点が、10禁のためパワーが無いという点です。

じゃあスプリングを交換すれば良いじゃないか。普通はそうなると思うのですが、一筋縄ではいかない理由があるのです。

実はクラウンモデルのエアコキは、スプリングとピストンカップにピンが打たれて完全固定されていて外すためにはピストンカップを壊すしかありません。さすがに壊してしまっては意味が無いので、単純にスプリングを交換すれば良いわけでは無いという事なのです。

しかしながら、実はP228にはこれを解消する手立てがあるんです。
 スライドストップの機構以外は、東京マルイのP228とフレームから内部機関に至るまでほぼ丸々同じ、コピーと言って良いくらいに殆ど完全に同じ商品のため、東京マルイの18歳以上用からピストンカップとスプリング一式を流用する事が可能なのです。

ちなみに、分解の過程でスライドストップ機構が壊れてしまいました。
マガジンリップによって押し上げられる事で機能するスライドストップレバーを固定しておくための、フレームから突き出たポッチみたいな部分が折れてしまったので、その跡地に穴を貫通させて爪楊枝を打ち込み接着剤で修理しました。
これは我ながらうまく修理したなぁと感心しております。
クラウンモデルのP228にはグリップの刻印が無いので東京マルイのものを流用しました。意外にも形が合わず、干渉部分を切ったり削ったりして 取り付け。特にネジを入れる穴が小さいのでテーパーリーマーで拡張しました。
また、クラウンモデルにはスライド左側の刻印が無いので、東京マルイのスライドを使用。
なんとここでも、東京マルイとクラウンモデルのスライドはモナカをかみ合わせるための穴とポンチ?が左右反対のため、スライドの片方だけを流用することができません。

東京マルイはスライドの右側にASGKの刻印があるから嫌だったんですが、まあ仕方ないですね。フレーム右側にあるクラウンモデルの刻印はむしろこのエアガンのアイデンティティなので残したいところ。
スライドストップP228ニコイチカスタム、初速は0.2gのBB弾で60m/s弱と言ったところ。さすがの18歳以上用スプリング。

しっかりホールドオープンします。これぞ最強のエアコキシグでは無いでしょうか。

クラウンのホップは10禁でも強めに設定されているのでバレルはそのまま流用で全く問題なく、命中精度も東京マルイのものと大差ありません。

各所すりあわせが必要な箇所もあり、お手軽とは言えずカスタム難易度はなかなか高め。もしやる場合は1丁駄目にする覚悟が必要かもしれません。

ということで今回は以上です。