こんにちは、とーるです。
今回は私が考えた物ではないので恐縮ですが。
クラウンモデル製のエアコッキングライフルU10シニアやU10ジュニアの命中精度をアップさせる、純正ケースレスチャンバーの改造品「ニコイチチャンバー」の作り方を紹介させていただきます。
クラウンモデルのU10ライフルというのは非常に長い歴史を持つ製品で、かつてはSS9000とかスーパー9とか呼ばれていたエアコッキング式のライフル型エアソフトガンの末裔です。
ライブカートリッジ式のモデルにケースレスチャンバーを組み込む事で、実用的なライフルとしてサバゲー等で使うことが出来るのですが、この機種には致命的な欠点があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240315/13/torukun2927/2e/c7/j/o1080060715413238272.jpg?caw=800)
U10のケースレスチャンバーは、画像左のようにチャンバー内でBB弾が保持されてしまう仕様のため必ず躓きホップとなってしまいます。
現代の主流となっているエアソフトガンの多くがホップパッキンがチャンバーパッキンを兼ねてBB弾を保持する方式になっており、一定の命中精度を確保しています。
そのため、クラウンモデルのU10ライフルも画像右のようにBB弾がリリースされてホップゴムまで前進する機構に改造する事で、命中精度をアップさせる事ができるのです。
今回ご紹介する改造はネットで見つけた物で私が考えた物ではありませんが、クラウンモデルU10を愛用している方々のため手順をわかりやすく紹介したいと思います。
※工具を扱う際は、手袋やメガネをしてケガに注意して行って下さい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240315/13/torukun2927/d0/9d/j/o1080060715413238306.jpg?caw=800)
今度はニッパーでスプリングを5~6巻きほどカットしましょう。これをやらないとストロークが足りずBB弾がリリースしません。カットするスプリングの巻き数に関しては、カットしては押し込んで確認を繰り返しながら慎重に決めるのが良いでしょう。
続いてもう一つ用意したケースレスチャンバーをカットします。
※いま加工したケースレスチャンバーでは無いので注意!
いかがでしょう。見事にBB弾がリリースされます。これを組み込んで射撃して命中精度を比較確認したいところですが、そのためにはシューティングレンジに行かなければならないのでまた今度ですね。
今回は以上となります。
この方法考えた人、ほんとに天才では?
重ね重ね、今回の方法は私が考えた物ではありませんのでご容赦下さい。
※このカスタムを施した場合、コッキングを素早く行うようにしないと給弾不良や二重給弾、閉鎖不良が起きやすくなります。一度ボルトを引いたら銃口はなるべく下に向けないようにし、可能な限り早めにボルトを勢いよく戻すと不具合は起こりません。