こんにちは、とーるです。本日2度目の投稿です。
(競技射撃ATPFで活躍した「やえやまカスタム」ドットサイト搭載モデル。フォーシングコーンの精密加工によってタナカのペガサスにも匹敵する滑らかなトリガーフィーリングを実現)
シューティングマッチ専用にカスタムした「やえやまカスタム」史上最高の命中精度を誇る競技専用品なのですが。
原因はグリップウエイトを組み込み忘れたせいでした。銃が軽くなりすぎて手ブレが大きくなってしまっていました。
そこで急遽グリップウエイトを組み込んだのは良かったのですが、時間が無くて追加の命中精度試験をする余裕がありませんでした。
ATPF参加から既に数日経っていますが、今一度、どれほどの命中精度を持つリボルバーで参加し、あのノーミス記録を出せたのかを確認してみたいと思います。
5メートルの距離から6発、競技での射撃を再現した「ダブルアクション速射」で撃ちます。
結果、グルーピングは約5センチ。リボルバーとしては破格の、1発のフライヤーも出ない完璧に安定した命中精度となっています。
この結果から、やはりグリップウエイトを組み込んだ状態でなければ本来の精度は出せない事がわかります。銃にある程度の重さが無ければ手ブレが発生しやすくなってしまうわけです。
ところで、いつもダブルアクションでしか命中精度試験をしていないので、今回は珍しくシングルアクションでも測定を行ってみました。
エアガンの精密射撃競技「APSカップ」のブルズアイターゲットに全て命中します。合計得点は10点圏×1、8点圏×4、5点圏×1、合計得点なんと47/60という破格の性能。
これは明らかにライブカート式ガスリボルバーの性能限界に迫るものです。
普段の「やえやまカスタム」の命中精度試験は基本的にダブルアクション速射という劣悪な条件での測定を行っているものですから、実際の性能よりも悪い結果が出ていたんですね。
スピードシューティング競技で使うリボルバーは、SAA等のシングルアクションオンリーの銃でも無い限りは基本的にスピード重視で、ダブルアクションで撃つことになります。コクサイのスピードコンプのように、機種によっては完全にダブルアクションオンリーの物もあります。
リボルバーなのでまず精密射撃を行う事は無いとは思いますが、精密さを要するシチュエーションではシングルアクションが安定ですね。
以上、トリガーフィーリング良し命中精度良しの「やえやまカスタム」でした。